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ブランデンブルク州、旧東ドイツ、ベルリンを楽しもう
by KIKI-Brandenburg
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   ★KIKIの自己紹介★
岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
立教大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学在籍中、交換留学生としてベルリン・フンボルト大学へ留学。
立教大学卒業後、フンボルト大学に正規学生として入学し、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻。
2007年9月下旬に著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版。アマゾンなどネットの本屋さんでも買えます。「がんばれ、ブランデンブルク州!」で検索してください。ベルリンではDDR博物館でも売っています。興味のある方は私に直接問い合わせてくださっても結構です。

2008年8月の終わりに娘が産まれました!育児ネタもちょくちょくあります。

ドイツ語のプライベートレッスンをしています。興味のある人はここか、直接こっち(別ブログ)に飛んでください。

      ★お願い★
このブログ内の文章や写真に興味を持って引用/転載してくださる場合は、出典として明記してください。ネットの場合はリンクを張ったりトラックバック機能を使ってください。そして、そんな名誉なことがあれば、KIKIはぜひ知りたいので、ご連絡ください。

このブログはKIKIが趣味としてやっているものです。不快なコメントなどは削除しますのであしからず。

記事の内容に並々ならぬ興味をそそられた方、KIKIと直接コンタクトを取りたい方はメールでどうぞ。
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ブランデンブルク州の観光情報(州の公式観光案内)

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開店休業のおしらせ

突然ですが、本ブログ開店休業のおしらせです。

気付けば3年以上このブログをやってきたのですが、いい加減疲れてきたのでもうやめようと思います。ええ、もう疲れました。常に時間とエネルギーが足りない生活の中で、このブログを維持していく気力がもうないし、無理に続けていくのもおもしろくないので、このへんでやめようと思います。
ブログそのものを消してしまうのは忍びないので、おそらくもう記事はアップしないけれども、閲覧&コメントはできるようにしておきます。私の書いた記事に興味を持ってくださる人がいたらとてもうれしいし。ひょっとしたら気が向いてアップすることがあるかもしれないけれど、その辺は期待しないでください。

このブログを始めたのが2007年8月18日。それからいろんなことがありました。著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」が発売され、妊娠、出産、子育て。このブログを始めた頃には影も形もなかった娘が、今では2歳です。その間、私はフンボルト大学のフルタイムの正規学生でもありました。時としてベコベコに凹まされながらもどうにかやってきて、今、卒業論文を執筆しているところです。

著書のプラスαとして始めたブログでしたが、なんだかんだでブランデンブルク州とは全然関係ない話題もたくさんありました。ベルリンに住む日本人として、学生として、母親として、私が経験してきたことが、似たような境遇にある人にとって何かのヒントになったとしたらうれしいです。私とは全然違う境遇にいる人が私を通して「別世界」を垣間見ることができたとしたら、それこそブロガー冥利につきるというものです。

初めてこのブログにきてくださった方、びっくりしたでしょうが、気が向いた時に過去の記事を覗いていってください。私と直接コンタクトをとりたい方は、左に書いてあるメールアドレスでどうぞ。

2010年10月16日、雨の降る土曜日の夜、クロイツベルクの自宅のキッチンにて。

KIKI
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# by KIKI-Brandenburg | 2010-10-17 05:50 | はじめまして

グリーンピース30周年

ここ数日で、アップしたいネタがドカドカっと増えたのですが、こんなときに限って、娘は熱を出してくれます。保育園に行っている数時間があるとないのではものすごい差ですね。

この土曜日に、3つのイベントがバッティングしました。その1つは、家の近くの店のリニューアルオープン\(^^)/だったのですが、それは時間的に無理だったのでパスして2つのお祝いをはしごしました。

今回はそのうちの1つ、グリーンピースの30周年のお祝いについて。

環境保護団体グリーンピースについては、ここで説明するまでもないでしょう。(興味のある人はここ)私は、アクティブに活動しているわけではないけれど、グリーンピースのやることには共感できるので、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけなんですけれど、寄付をしています。

グリーンピースの活動は多岐にわたります。環境と関わることすべてが守備範囲。森林伐採、海洋汚染、原発、遺伝子組み換え食品、いろんなことに反対して、啓蒙活動をしています。

特に日本と関わりがあるテーマだと、漁業にまつわる分野かな。魚の乱獲とか、イルカ・クジラの漁とか、海洋汚染とか。
グリーンピースの活動を通して、私は、水産資源を消費することが、環境と深く結びついていること、政治的な側面をもっていることを知りました。ドイツだと、肉食に対する批判はすでにあるのですが、魚に関してはまだまだ。魚介類を大量に摂取する日本でも、というか、大量消費国だからこそなのかもしれませんが、魚を捕ることにたいする批判的な視点というのはあまりないと思います。東南アジアのエビの話とかは知られているけれど、それ以外にも、いろんな環境や政治と絡んだ話があるんですよ、魚介類を巡っては。

私はそんなに環境第一、というほど熱心な人ではないのですが、グリーンピースの活動というのは「グッと」きます。ゲリラ的な活動が多いんだけれど、みんな本気で、プロなんです。
やり方のどこかに若者的な怒りがあるというか、「バカヤロー」と言って石を投げつけるような気合がある。すばらしい。そして、その怒りを表現する手段がまたまた本気。走行中のタンカーにボートでくっついていってタンカーにメッセージをくっつけたり、高い建物によじ登ってメッセージを掲げたり。そういうのをやる活動家というのはプロのノウハウを持っているから、その辺に落書きするのとは違うスケールでメッセージを伝えることができるのです。

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グリーンピースの活動を伝える展示。遺伝子組み換え食品に対する批判。

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粉ミルク、ベビーフード、牛乳の展示。遺伝子組み換え作物を使っていない製品と、使っている製品をそのまま並べて展示しています。変に名前を隠したりしないで、サラリと「遺伝子組み換え食品」のレッテルを貼るところがいいね。

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実際に活動を行う時に使う装備も展示されていました。これは、海に潜る時のセット。

「そんなことしてなんになる?」と、「つまらない大人」は言うだろうけれど、私は「バカヤロウ!」と言う事自体に価値があると思うし、みんなが声を上げれば何か変わるかもしれないという希望もあります。実際、ドイツでビオがここまで普及するようになったのは、そういう反骨精神があったから&それが実を結んだからだと思うし。

グリーンピースの活動というのは、どこかワクワクします。平気で本音を言う、おかしいことをおかしいと言う。誰かが言わなければいけない、でも、そんなこと言ったら、袋叩きにあうかもしれないし、訴えられるかもしれないし・・・というようなことに果敢に挑むグリーンピースは偉い。

グリーンピースは今年で30周年。・・・あ、私と同じか、と思ったらまた親近感がわきました。ちなみに、私が時々行くビオのパン屋さんも今年30周年。緑の党もできて30年くらい。私が生まれた頃にドイツではアルタナティブな活動が本格的になったんですね。多分、当時は小さな活動だったけれど、それが今ではメインストリームになりつつある。30年後にどんな社会になっているか、もっと言えば、30年後に私達はどんな社会に住みたいのか、という事を考えていく必要があるなと思いました。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-10-13 16:36 | ベルリン生活

2歳になった娘

あれこれやっているうちに9月も半ばにさしかかりました。
私の生活のこのところの変化と言えば、娘が2歳になり、ベビーシッターに預かってもらうのから保育園に行くようになったことです。

ベビーシッターから保育園への切り替えとちょうど時期が重なったこともあり、今年は娘の誕生日にお祝いをすることはなく、なんだかバタバタと過ぎてしまいました。

もう2歳か・・・。でも、「あっという間だった」なんていう事は言いませんよ(^^;)。特に長かったというわけではないけれど、いろんなことのあった2年。私とゾヤ君の生活は娘を中心に回っているし、私達自身も親としていろいろと考えたり学んだりすることの多い2年でした。
ひとまず、2年間生きてくれた娘に感謝。それなりに病気にもなって大変ではあったけれど、深刻な病気や怪我がなかったというだけで、親としてはもうOKです。

2歳といえば、「難しい年頃」。娘は2歳になる前からすでに「ナイン!」を連発して、激しい自己主張をする、れっきとしたガキンチョに成長しました。家で「うぎゃー」となるならともかく、出かけた先でブチ切れられるともういい加減にしてくれと思うのですが、慣れというのは恐ろしいものです。2歳児の「うぎゃー」は、本人でもコントロールできない発作のようなもので、そこで大人が叱ったり罰したりしても意味がないそう。ということで、母ちゃんは動じませんよ!
そのうち私の説得に素直に耳を傾けてくれる日がくるのだろう、いつか私の意見に理論的に反論できる日がくるのだろう、こんな方法でしか表現できない君もさぞかし大変だな、などと思いつつ、あんな、水から出した魚みたいに全身でピチピチ抵抗できる体力が娘に備わっているのはまあ悪いことではないと諦めています。
一旦「ナイン!」の発作が始まると非常に面倒とはいえ、そうでないときは基本的に機嫌がよく、好奇心旺盛な子なので、こっちに十分なエネルギーさえあれば一緒にいておもしろいです。

先週から通いだした保育園には順調に慣れているようです。
家の近くのよく知っている場所だし、近所の顔見知りの子もいるし、ベビーシッターとも一回遊びに行ったので、全く知らない所に置いていかれるという感じではないと思います。
ベビーシッターの場合と同じように、最初の2週間くらいは新しい環境に慣れるために、親が付き添ったり、徐々に預ける時間長くしていったりします。娘はベビーシッターや大学の保育園で預けられることをすでに経験しているので、今回は泣いたりすることもなく、別れ際にはニコニコで手を振って「チュース」と言ってくれます(^^)。子供が楽しそうだと、預ける親も気分的に楽ですね。こうやって、娘がどんどん自分の世界を広げていってくれるといいなぁ。

最近おもしろいのは、娘がひっきりなしにしゃべること。
彼女独特の単語や表現が多いし、ちゃんとした会話が成り立つのはまだ先だろうけれど、やはり意志の疎通ができるというのは楽しいです。私は日本語で、他の人はドイツ語で話す環境なので、すでに微妙にバイリンガルです。

あとは、知らないものを指して「なに?」としょっちゅう聞いてくるので、こっちも説明責任があるというか、ちゃんと答えられるようにしなきゃなと思います。
動物の名前、魚の名前、車の種類、これは日本語で何ていうっけ?へー、これはドイツ語でそういうのか!というのが最近増えました。先日、ついに動物園と水族館の年間パスを買ったので、これはもう、私自身が生き物に詳しくなるチャンスだと思って活用しようと思います。

私が言う事、やること、意図することのどのくらいを娘が理解しているのか、それが娘にとってどの程度意味のあることなのかというのはわからないし、「あんたのためよ」とか押し付けがましいことを言うのは嫌なので、基本的に私自身がいいと思うこと、楽しいと思うことを娘としようと思っています。
動物園なんてその最たるものですね。ライオンよりネコのほうがウケがいいとか、キリンは無視するのに目の前のスズメには反応するとか、フラミンゴよりその向こうに見える工事現場のほうが気になるとか、ゴリラのはるか上を飛ぶ飛行機に気を取られているとか、「ちょっと、あんたっ!」というレベルですが、私は動物を見て「へー」と楽しんでいるので、娘に一緒に来てもらっていると思えばそれはそれでいいかなと思います。

私としては、娘が好奇心旺盛であること、怖がりではないこと、自己主張ができることはとてもいいことだと思っているので、これからもこの調子で成長してくれればいいな、そして、そのエネルギーに対応できる親でありたいなと思います。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-09-14 17:50 | 妊娠・出産・子育て

Wandlitzsee

探していたカメラのケーブルがようやく見つかったので、久々に写真をアップします。
ずーっと探してたんですよー。そのケーブルがないと写真をパソコンに取り込めなくて、電気屋に聞けば取り寄せはできないと言うし、カードを読み取る外付けのを買わなきゃいけないかなとか、いっそ新しくカメラを買ってしまおうかとか真剣に考えていた矢先、ようやく、「あ・・・」ってところから出てきました(笑)。

今月の初めに、ベルリンの北にあるヴァントリッツゼー(Wandlitzsee)に行きました。
ヴァントリッツ湖という結構大きな湖があるところで、駅のすぐそばに入場料を取る(と言っても2、3ユーロ程度)ビーチがあります。
最近、娘と出かけられるところを探しているのですが、ベルリン市内であっても、移動が面倒な場所だと、つい行くのがおっくうになってしまいます。「久しぶりに郊外に出たいなぁ、でも、ベビーカー&荷物&じっとしていない娘が一緒となると、すごい遠出は面倒だし・・・」と思っていた矢先に発見したのがこのヴァントリッツ湖。

こんな湖があるなんて!
それもCゾーン内にあるなんて!
駅が湖の目の前にあるなんて!

これは行かねば!!

ということで、天気のいい日に気合を入れて娘とラブラブブランデンブルクの旅に出発。

Bernau行きのSバーンのKarow駅で乗り換えて、Cゾーン最後のWandlitzseeで下車します。
乗り換えそのものは同じプラットフォームなので楽ですが、接続が1時間に一本くらいしかないので、そこがちょっと面倒。でも、Karowからの電車はとても快適です。(Sバーンではないけれど、BVGのチケットでOK)

ビーチは(お金を取るだけあって)よく管理されていて、多くの人で賑わっていました。
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水もきれいだし、遠浅だし、ほどほどに木陰もあるし。
水辺に陣取って、娘を水遊びさせたり、昼寝をさせたりしていたら、結構早く時間が過ぎました。

問題があるとすれば、喫煙者が多かったことですね。屋外だと、これはもうしょうがないといえばそうですが、せっかく空気のきれいなところにきたのに残念。場所を変える(一回変えました)とか、「近くで吸わないで!」と言うとか(隣に居たおばさんがズバッと注意してくれて助かりました^^)、それでなんとかなりはしますがね。
あとは、これもまあ、ベルリンを出たら当然といえば当然ですが、「あ、ガイジンさんがいる・・・」という視線を久しぶりに感じました。あれ?と思ってよく見てみると、アジア人とか「いかにもガイジンさん」な人が1人もいない。とはいえ、だから何か支障があるわけではないので、気にしない、気にしない。
あとは・・・FKKのビーチがあったのかなぁ?探さなかったのでわかりませんが、皆さんちゃんと服か水着を着ていて、私としては微妙に物足りなかったです(??)

今回は湖畔でのんびりしただけで帰ってきましたが、ヴァントリッツにはちゃんと街の部分もあります。
もしヴァントリッツが有名だとしたら、それは、DDR時代に、ここが政治家の別荘地だったからである可能性が高いでしょう。SEDの大物政治家がこぞってこの地に住んでいました。ベルリンから近いけれど、自然が豊かで湖もあって、と、確かに魅力的な土地ではあります。

ベルリンの8月というのは後半から秋っぽくなってくるので、もう外で泳ぐには少し寒い日が続きますが、ベルリンから子供づれで行くにはなかなか便利な所だと思いました。この周辺はバーニム自然公園でもあるので、いろいろと探検しがいがありそうです。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-08-26 06:56 | Cゾーン

ナイセ川の洪水

オーダー川の洪水があったのが5月後半(「オーダー川の洪水」参照)。今度はナイセ川が増水しています。

今回も、ポーランドやチェコで大雨が降り、その影響が国境を隔てたザクセン州とブランデンブルク州にも及びました。

ナイセ川は、ブランデンブルク州南部でポーランドとの国境になっていて、アイゼンヒュッテンシュタットの南で、ポーランドから流れてきたオーダー川に合流します。
オーダー川やエルベ川のような大きな川は時々大規模な洪水を起すのですが、今回はあまり洪水の心配がないと思われていたナイセ川とシュプレー川が増水していしまいました。

多くの人は、「あれ、シュプレー川ってベルリンの川じゃなかったっけ?」と思うでしょう。
シュプレー川というのはベルリンに来る以前にブランデンブルク州の南部をいくつもの支流に分かれながらのろのろ流れているんですよ。キュウリとカヌー観光で有名なシュプレーヴァルトのあたりでは、網の目のように広がっています。

シュプレー川も増水しているなんていう話を聞くと、「ベルリンは大丈夫だろうか」と思ってしまいますが、どうやら、ベルリンは全然影響を受けないようです。というのも、シュプレー川の場合は、ベルリンに至る以前にいろんな洪水対策ができるからです。
今回は、ブランデンブルク州南部のシュプレンベルクにあるダムが活躍しました。
州で唯一のダム(まっ平らなブランデンブルク州にダムがあるというのは私にとっては今でも不思議なんですけど)に水をいれることによって、その北にあるコトブスに増水の影響が及ぶ心配がなくなりました。
もし、これでもダメなら、最近水不足だったというシュプレーヴァルトに「吸わせる」のも可能。それに、ラオズィッツには、準備中の人工湖もたくさんあるしね!
そして、ベルリンには南西部に大きなミュッゲル湖があるし、水門もあるから、そういうところで水位を調整することもできるそうな。
というわけで、シュプレー川に関してはあまり問題がないようです。

問題は約30年ぶりに氾濫したナイセ川。
ブランデンブルク州では、ナイセ川の近くにはあまり大きな街はないので、川沿いの村に避難命令が出たとか、グーベンの一部が水浸しになったとか、そのくらいで済みました。
被害が大きかったのはザクセン州です。
世界遺産のムスカウ公園(「バート・ムスカウ」参照)は、お城は無事だったものの、すっかり水浸し。別のところにある歴史的価値のある教会もべたべた。ゲーリッツあたりでも浸水の被害が出ました。
今回の洪水は、予想以上に水位の上昇が早かったのが特長で、ザクセン州の知事(あのソルブ人のおじさん。詳細はここ)が「ポーランドがもっと対策をこうじて、情報もちゃんとくれてたらこんなことにはならなかったのに」と言いたくなるのももっともです。ポーランドがいい加減な対応をしていたのかどうか知りませんが、外国と地続きだとこういう言い訳もできるんですね。

ブランデンブルク州は洪水に関しては準備バッチリ。今回も大事に至らずに済んだようです。動員する人も物もちゃんと揃っているので、住民もそんなにビクビクしていたわけではないみたい。
そして、今回もカッコよかったのが、すでに洪水のプロと化しているプラツェック知事!洪水が起きるたびにあの人の存在感と支持率がアップしているような気がします。インタビューの受け答えなんかでも、政治家がなんかゴニョゴニョ言っているという感じでは全然ないし、現地にもちゃんと赴いて実際に見てるしね。個人的には、その時の服装がラフ、もしくは状況に適切だというのがステキです。災害地とか紛争地にスーツ着ていく政治家が時々いますけれど(ドイツにもいるよね^^)あれは、その時点でもうアウトだと思うのは私だけでしょうかね・・・。
今日のインタビューでは、プラツェック知事が「近年の洪水では、メディアが100年に一度の規模というのをよく使っていたけれど、あれ、やめたほうがいいと思いますよ。だって、そういうのが頻繁に起きてるじゃないですか。気象の変化が影響しているかもしれないし、これからは、大規模な洪水が頻繁に起こりうると考えて対策を取っていった方がいいと思うんです」というようなことを言っていて、なるほどなぁと思いました。

なにはともあれ、こういうニュースを聞いていると、ドイツっていい国だなと思います。洪水という自然災害が発生してもちゃんと対策が取られて、被害も少ない。パキスタンの洪水とか、ロシアの火事とか、同じ時に別の国では桁違いの天災にみまわれて、おそらくその背後にある人災的原因でものすごい被害が出ている。そういうのと比べればナイセ川の氾濫なんてたいしたことない・・・とは言いませんけれど、自然災害が起きると、その地域のバックグラウンドとかメンタリティーとか、そういうものが自然と見えてくるような気がします。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-08-12 05:04 | 災害

大学の保育園

7月もこれでおわり。
30日(金)は、娘が大学の保育園に行く最後の日でした。お世話になった保母さんやお友達、遊んだおもちゃや砂場ともこれでお別れ。本人はそんなことは理解していないのですが、母親としては、これでまた1つ区切りがついたような気がして感慨深かったです。

フンボルト大学には学生が子供を預けられる保育園があって、娘はこの冬から時々そこでお世話になっていました。一般の保育園とは違って、預けるには親がフンボルトの学生でなければいけないのですが、それ以外の条件はとてもフレキシブルです。
これといって面倒な手続きはないし、朝9時半から夜の8時半まで開いていて、ご飯やおやつ(全部ビオ!)も作ってくれるし、細かい規則もないし、設備も整っているし(砂場もあるよ!)、大学の近くだし・・・と、なかなかいいのです。そのうえ、保育料は月10ユーロ。「一応取ってますよ」という言い訳かと思うような格安ぶり。
子供がいても、その上お金がなくても、勉強できる環境があるというのはすばらしい。特に子供を理由に学業を休んだり辞めたりせざるを得ない可能性のある女子学生にとっては、こういう受け皿があるのはとても心強い。男女平等云々を言うならば、やはりこういう現実的なものが必要ですね。

保育園は8月からもやっているのですが、大学はもう夏休み中ということで、しばらくは開いている時間が短くなります。娘はベビーシッターのところで預かってもらってから行くとなると、保育園に居られる時間がとても短くなってしまい、あんまり行く意味がなさそうなので、7月いっぱいで行くのをやめることにしました。
9月からはいよいよ本格的に家の近くの保育園に通うようになるし、8月中はベビーシッターは夏休みをとらないで預かってくれるので、大学の保育園に行かなくなることでものすごく困るということはありません。

とはいえ、今まで週3回、2~3時間あずかってもらえたのはとてもありがたかったです。その間に私は図書館に行ったり、本を読んだりできたし、ゾヤ君に送り迎えをしてもらえば、私の自由になる時間がぐっと増えました。
ベビーシッターで預かってもらうのに加えて、さらに別のところに連れて行って大丈夫かな?と最初は思いましたが、それは全くの杞憂でした。最初のうちこそ、娘は別れ際にびーびー泣いていたのですが、そのうち慣れて、迎えに行ってもまだ遊びたがるようになり、今度は帰るのが一苦労、という感じでした。年の違う子供と接したり、いろんなおもちゃで遊んだり、砂遊びや水遊びをするのは、楽しかったと思います。

子供を持つ学生にとって利用しやすいという事が一番な保育園なので、預かってもらう時間帯も期間も子供によってさまざま。でも、中には娘が行く時にいつもいる子もいて、そのうちの一人、娘より1ヶ月半ほど誕生日の早い男の子のことを娘はいたく気に入っていました。これであのかわいい彼ともお別れかと思うとママはちょっと切ないです(笑)。
実は最近、ベビーシッターのところでも娘は似たような別れを経験しました。数ヶ月一緒に預かってもらっていた男の子、娘よりちょっと小さい子なんですが、毎日一緒に遊んで、相思相愛だった(?)彼ともお別れしなければいけませんでした。ここでもママは勝手に切なくなってしまったのですが、本人たちは多分そんなに気にしていませんね。遠いところから来ていた子なので、道でバッタリ、ということもまずないでしょう。

こうしてみると、娘は2歳の誕生日を迎えるまでにいろんな経験をしているのだなと思います。それがどれだけ今後の人生に影響を及ぼすのかわかないけれど、こうやっていろんな人と接して、その人達の力を借りて大きくなっていくのはいいことなんじゃないかな。
私の子育てと学業の両立を助けてくれた、娘の世界を広げてくれた、大学の保育園に感謝、感謝。今後も保育園が存続していくことを心底願っています。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-07-31 21:19 | 妊娠・出産・子育て

マーツァーン公園(Der Erholungspark Marzahn)

長らく更新していませんでしたが元気にしています。

ベルリンはこのところ30度を越える天気。
私は気温が30度を超えるとよれよれになってしまうのだけれど、暑いからといって、ずっと家にいるのが快適とは限らないし(だってクーラーないしね・・・)、アウトドア好きな娘がいると、お出かけをせざるを得ません。
・・・娘に「お出かけ」という言葉を教えたのがいけなかったのかもしれない(--;)。「オデカケ」のことをなぜか娘は「アティヤ」というのですが、出かけたいと思うとその「アティヤ」を連発し、勝手に廊下で靴を履き(もしくは履こうとし)、玄関の扉を叩いて、「アティヤ」を要求します。いったんこのお出かけモードが始まると、気をそむけるのはまず無理。
平日はベビーシッターの所に行って遊ぶからまだいいものの、問題は週末です。出かけないわけにはいかない。ということで、週末、どこへ出かけて何をするか、もっと正確に言うと、娘をどこに連れ出して疲れさせて時間を潰すか、というのは私とゾヤ君の毎週の課題です。多分、小さい子がいる家庭ではどこもそんなようなもんなんでしょうけれどね。

ということで、昨日の日曜日、前から一度行ってみたかった公園にいってきました。ベルリンの東部にあるDer Erholungspark Marzahnというところです。うかつにも、公園そのものの写真を取るのを忘れたので、ホームページをリンクしておきます。(ここ
マーツァーンというのはガチガチ東ベルリンみたいなイメージのある(?)地区で、プレンツラウアーベルクのような、こじゃれてヒップな東ベルリンではない、もっとなんというか・・・容赦のない東、という感じのところです。気になる人は行ってみてください。私の言わんとすることがわかるでしょう。ベルリンの中にして、すでにブランデンブルク州のほどほどに大きい街の新市街地の雰囲気を醸し出しています。最近、ベルリンの外へ行く機会がなかったので、久しぶりに「ワイルドな東」の雰囲気を感じてなんだか新鮮でした。

公園そのものはとてもよかったです。同じようなコンセプトの公園としては、ベルリンの南部にブリッツ公園というのがあるのですが(過去の記事「ブリッツ公園(Britzer Garten)」を参考)、そこよりはこじんまりとしていて、炎天下の中、子供づれで行くにはちょうど良いくらいの規模です。
中国、韓国、日本の庭園などもあるので、そういうのを見てまわるのもよし。今回私達の場合は、暑い中、娘をいかにして遊ばせて寝させるか、というのが最大の関心事だったので、水遊びをさせ、木陰に敷物を敷いてのんびりして、日が翳ってからベビーカーを押しながら公園内を見て周る、という程度でした。
気になった日本庭園は、入ったすぐにドドンと階段があって、ベビーカーでの進入は阻まれてしまいました。庭園のデザインとして階段があるのは悪くはないのだけれど、バリアフリーの視点からするとありえない設定。ホント、一歩も入れず断念しました。車椅子用のトイレが完備してある公園で、ここに気がつかなかったのは残念です。

ブリッツ公園と同じく、ここも入場料を取る公園なのですが、1日大人3ユーロは安いと思いました。犬と自転車の持ち込みが不可というのがいいですね。静かだしきれいだし、公園内はとてもよく手入れされています。一般の公園だと、夏ともなるとバーベキューをする人とか、音楽を演奏する人とか、ドンちゃん騒ぎをする人とかがいて、まあ、それはそれでいいんですけれど、それ相応に公園は汚れているし、うるさいし、危ないし、ということになる。とくに子連れだと、そういう心配をしなくてもいいというのは本当に楽です。

中心地も通っているS7沿線のMarzahnで下りて、そこから10分おきくらいでくるバスで10分で行けるところなので、その時間さえ覚悟しておけば、行くの自体は面倒ではありません。私達の場合は、頻繁に行くにはちょっと遠い距離ですが、ベルリンの東側に住んでいる人はのんびりとピクニックをしにいくのもいいかもしれません。

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-07-06 00:51 | 自然保護区/公園

オーダー川の洪水

先々週くらいから、ブランデンブルク州の東側、国境沿いに住む人達には1つの共通した心配事がありました。そう、オーダー川の洪水です。

少し前に、ポーランドなどで大雨がふり、深刻な洪水の被害がでました。ブランデンブルク州の東側はオーダー川かナイセ川という、どちらもポーランドから流れてきている川です。上流で洪水が起きれば、下流のブランデンブルク州にもその影響が及びます。

オーダー川の洪水といえば、1997年にひどいのがありました。
そのときの経験はバッチリ生かされているようで、川沿いには堤防が築かれているか、いざという時に堤防を築く準備がされていたので、今回の洪水が予想された時も速やかな対処が取られたようです。
ただ、今回は、オーダー川だけでなく、オーダー川に注ぐヴァルタ川(Warthe)もポーランドで氾濫していて、2つの川が流れ込む地域ではダブルパンチで危ないのではないかということが言われていました。

オーダー川の氾濫というのは、ベルリンに住む人にとっては基本的に関係のない話なのですが、私は先週くらいからちょこちょこニュースでチェックして1人でドキドキしていました(笑)。週末にも来るかと思われていた洪水の到達は予想されたより遅く、昨日になって本格的な増水が始まりました。今日になってそのペースは上がり、一部の地域で浸水被害が出てきました。
万全の体制を整えているとはいえ、今回のはかなり危ないです。どのくらい危ないかというと、洪水警報の最高値4を越えて、1997年に次ぐ水位を観測しています。こ、これは本当に危ないぞ!

フランクフルト・オーダーでも頑丈な金属の堤防が建てられ、「お姉ちゃんフランクルフト」のマイン川沿いのフランクフルトからも応援がきたそうな。地元の消防団やボランティアはダムの建設とチェックに忙しいようです。政治家や洪水の専門家も現地を訪れ、動向を見守っています。

これは笑っていいのか微妙ですが、堤防は場所によってはビーバーに壊されてしまうのでちゃんとチェックしなきゃいけないそう。・・・そうか、そんなにビーバーがいるのか(^^;)。相手はダム作りのプロですからね、変な堤防だとダメなんですよ、きっと。

ちなみに、洪水というと日本だと川の流れが早くなって轟々と流れるとか、鉄砲水のようなのを想像すると思うんですけれど、オーダー川の場合は、川の高低さが少ないので、じゃんじゃん流れるというかんじではないみたいです。普段でも、オーダー川はどよんとしているというか、「鬱々と流れる」という表現がピッタリくるような川なので、洪水が起きる場合でも、ひたひたと水位が上がってくるという感じなんじゃないかな。それも十分怖いですが。

大規模な被害が出ないことを祈るばかりですが、明日はベルリン・ブランデンブルクでまた雨だそうで・・・。大丈夫でしょうかね??

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# by KIKI-Brandenburg | 2010-05-28 05:26 | 災害