ブランデンブルク州、旧東ドイツ、ベルリンを楽しもう
by KIKI-Brandenburg
ライフログ
   ★KIKIの自己紹介★
岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
立教大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学在籍中、交換留学生としてベルリン・フンボルト大学へ留学。
立教大学卒業後、フンボルト大学に正規学生として入学し、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻。
2007年9月下旬に著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版。アマゾンなどネットの本屋さんでも買えます。「がんばれ、ブランデンブルク州!」で検索してください。ベルリンではDDR博物館でも売っています。興味のある方は私に直接問い合わせてくださっても結構です。

2008年8月の終わりに娘が産まれました!育児ネタもちょくちょくあります。

ドイツ語のプライベートレッスンをしています。興味のある人はここか、直接こっち(別ブログ)に飛んでください。

      ★お願い★
このブログ内の文章や写真に興味を持って引用/転載してくださる場合は、出典として明記してください。ネットの場合はリンクを張ったりトラックバック機能を使ってください。そして、そんな名誉なことがあれば、KIKIはぜひ知りたいので、ご連絡ください。

このブログはKIKIが趣味としてやっているものです。不快なコメントなどは削除しますのであしからず。

記事の内容に並々ならぬ興味をそそられた方、KIKIと直接コンタクトを取りたい方はメールでどうぞ。
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ブランデンブルク州の観光情報(州の公式観光案内)

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ベルツィッヒ(Belzig)の要塞

今日は第8章「歴史的町並みを訪ねる」で取上げているベルツィッヒの要塞をご紹介します。

ベルツィッヒの駅でぽつんと降ろされたら(^^;)、目指すはアイゼンハルト要塞です。
この要塞のいいところは、見つけやすいということ!いや、これはとっても大事なことです。ブランデンブルク州の田舎に行って最初の難関は、インフォや観光名所までたどり着く事。その点、この要塞は楽チンです。だって、駅前の道を左にずーっと行くと目の前に見えて来るんだもん。こんなかんじに。
a0104785_22161470.jpg

この要塞が見えてきて、私はびびりました。だって・・・目がいっぱい!
この写真だとちょっとわかりにくいけれど、屋根にいくつも窓があって、それが目みたいに見えるんです。
目みたいな窓というのは、別にこの要塞だけの特徴ではなくて、民家でも時々そういう窓があります。特に珍しいと言うわけでもないし、今までにもたくさん見てきたけれど、それでもやっぱり怖い。じーっと見られてるみたいで落ち着かない。まばたきもしないで家が目を開けてる。うぅ・・・。夜になったら寝るんだろうとか、人がいないのを見計らってパチパチしてるんじゃないかとか、そういうどうでもいい想像ばかりが膨らみます。
a0104785_22164446.jpg

要塞を上っていく道はこんな感じ。
なんだかとっても「歴史的」で、「へー、こんなのがブランデンブルク州にもあるのね」なんて失礼な事を考えながら上って行きます。
a0104785_22172087.jpg

はい、到着。入り口の上には特大のオメメ。向こうの屋根も、ほら、じーっと見てます。
a0104785_22174620.jpg

入り口の前から来た道を見下ろしてみると、こうなってます。きれいでしょう、意外と
ブランデンブルク州って山がないので、当然のことながら、山の上にどーんとお城がある、「ドイツっぽい」風景というのはありません。お城も平地にあることがほとんどだし、それを考えると、丘の上の要塞というのは、かなりの希少価値がありそうです。
「なんだ、ブランデンブルク州もちょっとはドイツっぽい事ができるじゃないか」とうれしくなる(?)、ベルツィッヒの要塞でした。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-30 23:09 | 歴史的町並み

ドイツニュースダイジェストの書評

個人的にとってもうれしいお知らせです。

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みなさん、「ドイツニュースダイジェスト」ってご存知ですか?
どうやって紹介するのが「正しい」のか、ちょっと自信が無いんですが(^^;)、「ドイツの今と生活を楽しむ情報満載の週刊誌」という、ホームページに載っているのが多分一番分かりやすい定義でしょう。

ドイツや日本のニュースが分かりやすく日本語でまとめてあったり、ドイツ在住の日本人のコラムが連載してあったり、求人広告や催し物のお知らせがあったりと、ドイツにいる日本人にはとっても便利。ドイツ以外の国にいる日本人にとっても、ドイツの今を知る格好のメディアでしょう。ちなみに、お友達の「ベルリン中央駅」のまさとさんは「私の町のレポーター」として、ベルリンについての記事を書いています。

それで、この「ドイツニュースダイジェスト」はドイツ国内の日本食レストランや日本関係のお店などに置いてあって、無料でもらえます。ホームページでもペーパー版と同じ(かな?)記事を見られます。

「だから何がうれしいんだ?」でしょう。

うれしいんですよー!、だって、
今週のドイツニュースダイジェストで
愛著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」が
取り上げられた
んですよ。
さあ、みなさん、ここをクリック!(←書評欄に飛びます)

おすすめの一冊
だって。ウソでもそんなこと書いてもらえるなんて、感動モノ。うれしいねー、うれしいねー、ああ、ホントにうれしいよ。

面白いと思ったのは、この書評を書いてくれた人が、特にソルブ人に関することに興味を持ったということ。
というのも、私はこの本の中で、自然から歴史から炭鉱から国境まで、とにかくいろんなテーマを詰め込んだわけだけれど、そのうちのどれが読者の関心を引くのかというのは、正直言って分からなかったし、今でも分からないんです。ブランデンブルク州マニアな私は、ある意味、もう何を言われても驚かなくなっている(笑)わけで、初めてブランデンブルク州を知る人がどこに反応するのか、そこに私は興味があるんです。
もちろん、それは読む人によるのだろうけれど、本を書く側としてはどうせなら「へー!」と思ってもらいたいし(^^)、そういうフィードバックがあるって楽しいんです。
大学の授業でもそうだけれど、論文を書いて終わり、じゃなく、「この点が面白い」とか、「ここは分かりにくいからこうしたらどうか」とか、そういうのがあると、その後のリサーチにも役立つでしょう。何より、せっかくあれこれやったのをスルーされるのは寂しいじゃない。

ということで・・・ドイツニュースダイジェストさん、ありがとうございました。

ちなみに、私の本をブログやホームページやミクシィなんかで取上げてくれたら、私は感謝こそすれ、怒ることはないでしょうから、気兼ねなく(笑)話題にしてください。
もちろん、「読む価値ナシ:☆ゼロ」とか、そういうのは嫌ですよ、ええ。もしそこまでお怒りなら、何がそんなに悪かったのか、ぜひ教えてください。それがないと、私はただただ悲しくなるでしょう。中傷やケンカを売るのと議論は違いますからね、生産的な議論は大歓迎だし、間違っていると思われるところがあったりしたら、遠慮なく言ってください。そういうことができるといいな、というのがこのブログを作った理由の一つでもあるしね。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-27 01:17 | 著書について

正規学生として勉強すること

久しぶりにKIKIのひとり言です。
あんまり支離滅裂な愚痴になるのもなんなんで、一応、お題は

「正規学生としてベルリンで勉強することの大変さ」

ということにしよう。ベルリンじゃなくても言えることかもしれないし、あくまでも私が個人的に経験してることだから、あんまり一般化しないで欲しいんだけどね。

私は交換留学も語学留学もしたことがあるけど、正規学生として勉強するというのは、そんなんとは比べ物にならないくらい大変です。偉そうに聞こえるだろうけど、ホントにそうなんだって。正規学生であるからには、ネイティブと同じように勉強することを要求されるわけで、ドイツ語ができるのは前提だし、できないからみんながかまってくれるなんてこともない。もちろん、ネイティブでないことは考慮してくれるから、発音が悪いとか、言ってることがちょっとヘン、くらいは許してくれるけど、「えー、わかんな~い」なんてのはNG。「だったら語学学校行け!」って話。

ベルリンなんか、外国人が山ほどいるから、「ガイジンサン」としてちやほやされることもないし。フツーのドイツ人やヨーロッパ人の学生なんて、まともにドイツ語ができない外国人の世話をする気なんかないみたいです。
じゃあ、日本が好きな人を探せばいいじゃん!と思うし、ドイツ語ができない人はそうするだろうけれど、私の経験からすると、日本が好きな人というのは、アニメおたくとか、なんかよく分からない人が多い。(←そうじゃない人もいるんだろうけどね)
あと、日本人(アジア人)の女の子が好きっていう男性とか。それ自体は別に悪くはないと思うんですよ。だって、私もドイツ人の男が好きだし、そんなん、好みの問題でしょう。でも、「アジア人女性」というカテゴリーに期待される属性ってのに、私はそもそも当てはまらないというか、多分、彼らが期待するようなキャラではないんですね。だって・・・ジェンダーと民俗学やってる人ですよ、私。ムリムリ。

ということで、1人で歯食いしばっていく覚悟がないとダメです。「四面楚歌」というけれど、この場合、「四面ドイツ語」なわけで、勝てるワケないんです。そもそも、勝手に敵陣に切り込んでるわけだから、まわりがみんな「楚の歌」を歌っていたら、「こっちも歌っちゃえ!あっはっは~、あーわかんねぇ~♪」くらいでないと、楚に滅ぼされる前に、自滅しちゃいます。

って・・・今だからこんな余裕こいてられるけれど、ここまで達観(^^;)できるようになったのは最近のことです。それまでは精神的に辛かった。しょっちゅう胃が痛かった。
一回、どうしようもなくお腹が痛くて病院にも行ったけど、ストレス性の疾患ってのはどうしようもない。どこがどうおかしくなって痛くなるのか、検査しても分かりませんでした。ストレスで体を壊すとか、精神的に参ってしまうというのはよくあることみたいです。というか、友達の話なんか聞いてると、そもそもドイツに来て体を壊さない日本人はいるんだろうか?っていう気になります。

ジェンダー学とヨーロッパ民俗学という、基本的に日本と全然関係ないことを勉強している私は、どっちの学科でも多分唯一の日本人学生です。そもそも、アジア系の学生がいない。ドイツ人や他のヨーロッパ人の中で常に浮いています。アウトローであることに慣れていないと厳しい環境でしょう。
それで、そういう学科では、日本語ができたって、なんの足しにもなりません。
使用言語はドイツ語と英語のみ。そして、正規学生として勉強するようになって私をベコベコにしたのは、英語の存在です。

ドイツで勉強するんだから、ドイツ語ができなきゃいけないのは当たり前。それで、必死こいてドイツ語を勉強するわけです。ところが、大学の授業の資料って、結構英語が多い。テーマにもよるけれど、ゼミによっては資料のほとんどが英語っていうのもある。でも、ゼミでの使用言語はドイツ語です。英語の資料を読んで、それをドイツ語で議論するわけで、両方の言語ができなきゃダメです。私はもともと英語が得意だったから、資料が英語でも別に困らないけれど、とっても悲しくなったんですね・・・。
「こんなにドイツ語がんばったのに、こんなにドイツ語大変なのに、結局英語なのか・・・そんなんなら、そもそもドイツに居る意味ないじゃん・・・私、一体何やってんだろ?」って。
なんか、ドイツ語に浮気されたみたいじゃないですか(笑)。私はこんなにもドイツ語に一生懸命なのに、なによ!って感じ。

それでもっと頭にくるのは(^^;)、英語を母語とする外国人学生です。別に彼らは悪いことをしているわけではないけれど、「外国人学生」といっても、英語のネイティブってのはハッキリ言って別格です。というか、そもそもヨーロッパ人、とくにドイツ語に近い言語を母語とする人たちというのは、ベタベタな日本人の私なんかとは、スタート地点も進むスピードも全然違う。
英語がネイティブの人たちは、母語の資料を読んで、それを母語に近いドイツ語に直訳して場を切り抜けていくんです。アメリカについての英語の資料を読んで、英語で口頭発表をしたアメリカ人もいた。・・・それ、反則(怒)。
ドイツ語でも英語でも、資料を読むのに何十回も何百回も辞書を引かなきゃいけない日本人にはできない芸当を彼らはホイホイやっていく。言語というのが権力であることをまざまざと見せ付けられるのです。

資料がみんな英語でも、アメリカ人が反則しても、ドイツ語が難しくても、みんなの言っていることがワケわかんなくても、よく聞いてるとメチャクチャなことを言ってるやつがいても、それでもチマチマとがんばっていく。学生生活とは、「堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び」なんです。

さて、私、来週の月曜日、水曜日、その次の月曜日、と一週間の内に3つも口頭発表をするという暴挙に出ます。「どうせなら固めちゃえ!」と勢いで入れた予定ですが、もう、かーなーりギリギリです。2年前だったら血を吐いてるかもしれないけど、ま、そんな時期は乗り越えましたからね。低空飛行でびゅ~んと飛んでいきます。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-24 05:15 | 学生生活

塔から見るコトブス

前回、コトブスのソルブ語の表記と、中心地でやっていたマーケットの様子を紹介しました。せっかくだから、もうちょっと街を見てみましょう。

このときは、本にも書いた「ソルブ博物館」がメインだったので、じっくり街を散策する時間がなかったんです。でも、せっかくだし、博物館以外にもどこか行きたいな・・・と思ってひらめいたのが、塔から街を眺めるということ。中心地の南側に「シュプレンベルク塔(Spremberger Turm)」という、31mの立派な塔があるんです。(←ちなみに、シュプレンベルクってのは、コトブスの南にある街の名前)

よし、あの塔に登って、コトブスの街を一望しようじゃないか!

塔の前まで行くと20人くらい人がいて、ちょうど塔の中に入ろうとしていました。
おぉ、なんてすばらしいタイミングで来たんだ!と我ながら感心。だって、観光客が滅多に来ないような街だと、こういうアトラクションって、空いてる時間が決まっていたり、ツアーじゃないと入れなかったりすることもあるんです。わーい、ラッキーラッキー☆と思って入ろうとすると

「あ、ちょっと待って、これ、実は地元のアマチュアカメラマンのグループだけなんだよね」
と鍵を持っている初老の男性。
「え、観光客は入れないんですか?!」
「私はこのグループを引率してるだけだからよく知らないけど、普段は閉まってて、今回はグループだから特別にあけてもらえたんだよ」
「じゃあ、私は入れませんか?」
「んー」
「私も写真撮りたいんですけど・・・」
「んー」
「写真撮るだけで、終わったらすぐに帰りますよ」
「んー、しょうがないなぁ、みんなと一緒に上って降りてくれるならいいよ」
「わー、ありがとうございまーす\(^0^)/」

ということで、おねだりはしてみるもんです(笑)。

塔の中には螺旋階段があって、そこをおじちゃんおばちゃん達とふーふー登っていきます。塔の上からはこんな景色が見えました。

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まず、これが中心地の方向。
古い建物もいくつかあるけれど、新しい建物が結構多いです。

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180度回ってみるとこんな感じ。街の南側はごちゃごちゃと「ロマンチックじゃない」建物が立ち並んでいます。向こうにはまるで壁のようなDDR風の団地が見えます。

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東を見ると家がきれいに並んでいます。
さっき私を入れてくれたおじさんによると、きっちり並んでいる黄色いアパートは、昔の城壁に沿って建てられたんだとか。確かに、器用にカーブしていますね。

このおじさん、とてもフレンドリーで、「ほら、あそこに見えるのがね」なんていろいろと教えてくれました。聞いてみると、コトブスの出身で、ずっとこの街にいる人なんだとか。こういう人をとっ捕まえて話をさせるのがヨーロッパ民俗学の基礎なんですよ(笑)。
そして、民俗学なんてのは、めざとくてナンボ。上の写真見て、「?!」って思いません?

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なんだこれー!!

「あの、塔の向こうにある工場は何なんですか!」
「え?あれは発電所だよ」
「あそこもコトブスなんですか?」
「いや、あれは・・・」
「イェンシュヴァルデ」と、隣にいた別のおじさんが速攻答えました。
「そうそう、イェンシュヴァルデってとこに大きい発電所があってねぇ。そこに60mくらいの煙突があって、若いとき、勝手に登って遊んだんだよ~」

そう、コトブスの東には大きな炭鉱があって、そこで採れた石炭を使って火力発電をしています。その巨大な発電所はイェンシュヴァルデ(Jänschwalde)というところにあって、コトブスからフランクフルト・オーダー方向に行く電車に乗ると、車窓から見えるんです。本の104ページの地図にある「イェンシュヴァルデ発電所」というのがそれ。パイツ駅の近くで大迫力の発電所が見えるはずです。あれぇ、パイツって、「歴史的町並み」があるはずなんだけどな(^^;)いつかこの発電所と「歴史的町並み」を見に、パイツに行かなきゃと思ってるところです。

コトブスのエネルギーは街の東側で今日も作られています。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-22 06:03 | ソルブ人の土地

コトブス(Cottbus)

「ベルリン中央駅」のまさとさん、どうやらドイツ鉄道のストのトバッチリを食らったようで、ポーランドのクラクフに行くのに、なぜかまずコトブスに行って、そこで乗り換えしなきゃいけないそうですね。(詳しい話はここ

ということでコトブス。

コトブスといえば・・・ベルリーナーには、クロイツベルク地区の地下鉄の駅「コトブッサートア」とか、クロイツベルクの隣のノイケルン地区の「コトブッサーダム」という通りがまず浮かぶことでしょう。どっちも、公用語がトルコ語みたいなところだけど、コトブスとトルコ人は直接関係ありませんよ。ちなみに、コトブスがKから始まっていたり、sが2つだったりするのは、古い書き方なんだそうです。

ハイ、気を取り直してコトブスとは・・・ブランデンブルク州南部の街です。それも、郡と同格の市のステータスを持ってる、ブランデンブルク州ではポツダムの次に大きい街です。

本では第6章、ソルブ人つながりで触れてますけれど、第7章の炭鉱地帯の地図を見てもらえば分かると思いますが、今でも近くに大きな炭鉱があります。
サッカーが好きな人なら、エネルギー・コトブスという、サッカーチームを知ってるかもしれないですね。私は全然詳しくないんですけれど、この数年、1次リーグの崖っぷちをうろうろしているチームで、このサッカーチームのおかげで、コトブスは知名度が全国的に上がったそうな。
何を言いたいかというと、エネルギー・コトブスのエネルギーってのは、石炭のエネルギーなんですよ、ということ。コトブスを中心とした「コトブス地区」ってのが、かつてDDRのエネルギー供給を担っていたし、今でも火力発電所でせっせと電気を作ってるんです。

じゃあ、コトブスに行ってみましょう。

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コトブス駅の駅名は二言語表示です。Cottbusのあとに書いてあるのは、ソルブ語でコトブス。こういうのがあると、「おー、知らないとこに来たぞっ!」という気分がグッとアップしちゃうのは私だけ?なんだか半分外国みたいでしょう。名前以外の駅の表示は普通にドイツ語なんですけれどね。

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ここは市役所。Rathausというドイツ語の隣に書いてあるのはきっとソルブ語の市役所という単語でしょう。

街の中心地はこんな感じ。
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ホールがあって、この左にインフォがあります。
市場が立っていますね。行ってみましょう。

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ここは、シュプレーヴァルトのピクルス屋さん。

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ここではプラムやりんごを量り売りしています。

このプラムを買おうとしているおばさんは実はソルブ人で・・・なんていうことは多分なくて(^^;)、コトブスは、普通の人が普通に暮らしている、ブランデンブルク州にしてはちょっと大きな街、というかんじです。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-20 05:38 | ソルブ人の土地

Rainald Grebeの「ブランデンブルク」

書こうかどうしようか、前から考えていたんですが、前回の「ベルリン中央駅」の記事のコメントでも触れてあったので、取り上げることにしました。

それは・・・Rainald Grebe(ライナルト・グレーベ)というコメディアンが歌った「ブランデンブルク」というタイトルの歌。
私はこのコメディアンのことをよく知らないのですが、この歌はドイツではかなり有名なようで、「ブランデンブルク州について興味がある」などというと、「ブランデンブ~クってやつ、知ってる?」と聞かれることが今までにも何度かありました。

最初に友達のところで見せてもらったときは、うまく聞き取れなかったんですが、歌詞がわかるとおもしろいです。

じゃあ、さっそく見てみましょう。ここをクリック。(←Youtubeに飛びます)


ではなんと歌っているか、まずドイツ語。長いので、一番だけね。原文はここ

Es gibt Länder, wo was los ist.
Es gibt Länder, wo richtig was los ist.
Und es gibt:
Brandenburg, Brandenburg.
In Brandenburg, in Brandenburg
ist wieder jemand gegen einen Baum gegurkt,
was soll man auch machen mit 17, 18 in Brandenburg?
Es ist nicht alles Chanel es ist meistens Schlecker,
kein Wunder dass so viele von hier weggehen,
aus Brandenburg.
Da stehen drei Nazis auf dem Hügel
und finden keinen zum Verprügeln,
in Brandenburg, Brandenburg,
ich fühl' mich heut' so leer,
ich fühl' mich Brandenburg.
In Berlin bin ich einer von drei Millionen,
in Brandenburg kann ich bald alleine wohnen, Brandenburg
Im Adlon ist Brad Pitt und der Washington Denzel,
im Autohaus in Schwedt ist heut' Achim Mentzel, Brandenburg
Berlin. Halleluja Berlin, halleluja Berlin,
alle wollen da hin, deshalb will ich das aaaaaauch ...



それを私が適当に訳すとこんな感じ。

いろんなことが起きる州がある。
本当にいろんなことが起きる州がある。
そしてこんな州もある:ブランデンブルク州、ブランデンブルク州。

ブランデンブルク州では、ブランデンブルク州では、また誰かが蛇行して木にぶつかった。
17歳、18歳はブランデンブルク州で一体どうすればいい?
ここじゃなんでもシャネルってわけじゃない、ほとんどはシュレッカーだ。
ブランデンブルク州からみんなが出て行くのは不思議じゃない。
ブランデンブルク州で3人のネオナチが丘の上。ボコボコにする相手が見つからない。
今日はカラッポな気分、ブランデンブルク州みたいな気分。
ベルリンでは300万人のうちの1人。
ブランデンブルク州ではもうすぐ1人で暮らしていける。ブランデンブルク州。
アドロンにはブラッド・ピットやデンゼル・ワシントン。
シュヴェートの自動車屋にはアヒム・メンツェル。ブランデンブルク州。
ベルリン、ハレルヤ、ベルリン、ハレルヤ、ベルリン、みんな行きたい。だから私も行きたいんだ~。


説明しよう!

ここでブランデンブルク州っていうのは、人が居なくて、何も起こらない、起きてもろくなことじゃない州というふうにとらえられています。その対極にあるのがベルリン。

アドロンというのはベルリンの超高級ホテルです。そこにはブラッド・ピットやデンゼル・ワシントン(名前が逆になってるのは韻を踏むためでしょう)のようなセレブが来るけれど、シュヴェートにはDDR出身の歌手アヒム・メンツェル(こんな人←クリックすると、飛びます。笑えます)が来るんです。

最初の「木にぶつかる」というのは、並木道の話です。並木に車が衝突する事故って結構あるんです。ここでは、その事実を言っているというより、並木道しかないようなところで、フラフラと車を運転してぶつかる、そんな程度のことしか起きない、というような皮肉が含まれているんじゃないかな。

その次、シュレッカーっていうのは、ドイツのドラッグストア。ここでは安い店の象徴です。ちなみに、シュレッカーは、商売の仕方がアグレッシブで、従業員への待遇が非常に悪いだとか、ネオリベラリズムの権化として批判されています。

個人的にウケたのは、3人のネオナチが丘の上ですることがないっていうところです。人がいないからネオナチも3人しかいないし、集まったところで、暴力を振るう相手がいない。手持ち無沙汰な3人のネオナチが丘の上(ブランデンブルク州には山らしき山はない)にいる・・・切ないねぇ。

このグレーベさんというのは、旧西ドイツ出身で、ベルリンで活動しているようです。かつて、テューリンゲン州のイェナという街で働いたこともあるらしい。それもあって、「ブランデンブルク」のほかに、「テューリンゲン」という歌もあります。
Youtubeで見られる歌を聴く限り&ホームページの歌詞を読む限り、かなりエキセントリックな人だなという印象を受けます。
まぁ、コメディーの一部なわけだし、こんなブランデンブルク州もありかな。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-16 01:04 | ブランデンブルク州いろいろ

初トラバ

ずいぶんと軌道に乗ってきた観のあるこのブログですが、まだトラックバックという機能を使ったことがありませんでした。やってみたいなー、とは思ってたんですよ。でも・・・ブランデンブルク州だの旧東ドイツだの、そんなマイナーなことについて書いてるブログがないわけです。トラバしようにも、相手がいない(-_-*)

でも、今日、ようやく初トラバに挑戦です。リンクするブログは


「ベルリン中央駅」


なんだ、友達、それもご近所さんかよ、とか言わないの。
それで、トラバする記事は


「がんばれ、ブランデンブルク州!」
(塚本晶子著)




バシッ(突っ込みを入れられた音)



・・・だって、せっかくまさとさんが取り上げてくれたんだし、知らない人のとこにトラバしてミスるのも恥ずかしいじゃない。優しいまさとさんに実験台になってもらおう。

トラバだけするのもなんだから、まさとさんについて書いちゃおうじゃないか!
(本人が「えー!やめてー!!」というのが聞こえるようだわ♪)

まさとさんというのは・・・私よりちょっと年が上の日本人男性で、一言で言うと、とてもいい人です。そして私の知る限り、彼は真面目。

「ベルリン中央駅」を読んでる人は分かるだろうけれど、あんなにまともな文章をコツコツアップしていくなんてすごいでしょう。真面目というより、生真面目というか、几帳面な人なんだと思う。
それで、まさとさんの面白いとことは、真面目なんだけど、クソ真面目じゃないところ。専門馬鹿とか、オタクという感じはしなくて、初めて本人を前にした人はきっと「あれ、思ったよりぽわんとしてるな・・・」って印象を受けると思う。

それで、話をしてみると、彼は聞き上手なタイプなんだということに気づく。私なんか、ジェンダーとか、民俗学とか、社会学とか、「クリティカルでなんぼ」みたいな分野の人間だから、つい、つべこべと語ったり、説明したりしちゃうんだけれど、彼は一息で「がーーー!」と話したりしない。なんだか品がいいのです。

そんな彼は、いろんなことをよく知っている。それも、私が詳しくないことについてよく知っている。音楽はもちろん、芸術的なことや、文学的なこともよく知ってる。「あぁ、ドイツ文学科卒の鏡だ」なんて、ドイツ文学科を卒業したのに、全然ドイツ文学科っぽくない私は感心するのです。

私はすっかりベルリンに毒されて、もう日本ではやっていけなさそうな日本人だけど、まさとさんは、日本に帰ってもそれなりにハッピーにやっていけそうな気がする。いい意味で、日本人の奥ゆかしさのようなものがちゃんと残っている。
日々ドイツ人と戦っている私としては、たまにまさとさんのような、「ちゃんとした日本人」と駄弁るとホッとします。飲み頃にさめた緑茶をグビッと飲んで「はぁ~」ってなる感じ。(←これは誉めてるんですよ)

横須賀出身の彼は、素で「ちゃんとした日本語」を話します。びっくりしても、笑っても、ちゃんとした日本語。エキサイトすると方言、というか、意識しなければ関西弁とも名古屋弁ともつかない日本語な私からすると、まさとさんは永遠に理性的な感じがします。

ベルリン中央駅を読んでいればもう分かることだけれど、彼はベルリンについておそろしく詳しいです。現代のベルリンはもちろん、分断されてたころのこととか、もっと昔のこととか、ベルリンの芸術とか、何でそんなこと知ってるの?ってくらい、いろんなとこにアンテナをはってる人です。ベルリンについて書いてもらったり、ガイドをしてもらうなら、彼の右に出る人はいないでしょう。

でも、近くのスーパーのマッシュルームが値上がりしていたことは知らなかった。だから、彼がうちに来るときはご飯をご馳走します。いつも律儀に完食してくれます。

いつか、彼が書いたベルリンの本が世に出るといいなと思ってます。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-14 07:29 | 著書について

F60にのぼる

せっかくですから、F60にのぼりましょう。

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ドイツ人の参加者も興味津々。F60のツアーコースは橋の真ん中のコンベアーを挟んで左右にあり、行きは進行方向右側を通ります。
どうでもいいけれど、このビスマルクみたいなヒゲのおじさん、カッコいいな^^。

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ゴムのコンベアーはそのままになっているところと、撤去されているところがあります。
この写真の真ん中のところが、その、土を輸送していたコンベアー。
左右の箱のようなものは、技師がチェックをしていた部屋です。

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先っぽまでくるとかなりの高さです。ずっと続くこの鉄の橋が一つの機械だなんて、すごいですよね。

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F60から炭鉱跡を眺めるとこんな感じ。遠くにたくさん立って見えるのは風力発電の風車です。ここはヨーロッパ最大の風力発電地帯だそうです。

この延々と続く荒野が炭鉱跡です。・・・初めて見るとぎょっとする光景でしょう。
水が溜まっているのは、人口湖に変えるプランが進行中だから。近くの川から水を引っ張ってきているんですよ。

あと何年かしたら、F60は湖のほとりにたたずむことになります。炭鉱の機械が炭鉱の中にあるのは普通だけど、湖のほとりにあったら面白いですよね。

想像してみるんです・・・。いつか、きれいな湖になったこの地にふらりと訪れた観光客は、F60を見てなんだこれ??ってなるんです。あのでっかい橋みたいなのは一体なんだ??って。
そしたら、地元の人は、「あれはね・・・」って説明してあげるんです。今はなき国を担った産業について、技術の粋を結して作られた機械について、誇りを持って語るんです。時代が変わって、ここはこんなきれいな湖になったんだよ、面白い土地でしょ、ってね。

私はそんな日が来ることが楽しみでなりません。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-12 07:09 | 炭鉱(ラオズィッツ)

F60近景

F60の全景は前々回紹介したので、今日はもうちょっと近くから。

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どどーん!!本の中で「その基の部分はまるで宇宙船のよう」と書いたのが、これで分かってもらえるかな?
これは夏に初めてF60に行ったとき(冬にもう一回行ってるんです^^)の写真。ヘルメットを被っている人たちはツアーの参加者です。このときの参加者は、会社の同僚みたいな雰囲気のおじさんたち10人くらいと、ちょっと品のいい年配のカップルと、若いカップルでした。ちなみに、真ん中でオレンジ色のヘルメットを被っているのがガイドの女性。

左のところに「TAKRAF」って書いてありますよね、これはF60を作った会社の名前。もともとラオホハマー(Lauchhammer:ブランデンブルク州南部の街)を本拠地にしていた会社で、炭鉱の機械とか、巨大な重機を作っています。今はザクセン州のライプツィッヒに本拠地があるみたいです。ホームページはここ。土木系の巨大マシーンと言われそうなものは一通り作ってるようです。あー、就職したいかも。

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F60の基の部分から先っぽのほうを眺めるとこんな感じ。
下に線路が敷いてありますね。F60は線路の上を移動していたんです。ということは、炭鉱の中に線路を敷かないと彼女(女性名詞です)は身動きが取れないし、そのための機械や工事も必要だったわけですね。石炭の露天掘りというのが、いかにスケールの大きな事業であったのかというのが、想像できるでしょう。
露天掘りの跡って、上空から見ると、櫛ですいたように地面に線ができています。それは、F60のような、石炭の上の土を除ける機械がまっすぐに動いて、土を均一に移動させていたからなんですよ。って、なんてマニアックなトリビアだろう・・・。

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カチンコチンなんだけど、どこか優雅なF60。
動くと、激しい轟音と砂埃をたてて、近くに住んでいる人にはとんでもない迷惑らしいけれど、こうやって見ると、建築物としてきれいだと思います。「♪今は、もう、動かない・・・」って、漂う哀愁として廃墟に通じるものもあるような気がするし。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-11 04:55 | 炭鉱(ラオズィッツ)

今日は何の日

別に記念日が大好きってわけではないですけどね、という言い訳をしつつ、また聞いてみましょう。

今日(11月9日)は何の日でしょう。

このブログでこの質問とくれば、一番最初にくる答えは



ベルリンの壁が壊れた日



ですね。
1989年の今頃、ベルリンのみならず、世界中が混乱していたことでしょう。

壁が壊れて今年で18年目。ドイツって、18歳で成人なので、ついに「壁崩壊後に生まれた東ドイツ出身の大人」が出現したってことです。・・・というのは、今週のシュピーゲル(ドイツのちょっとお堅い雑誌)の受け売りなわけで(笑)、その雑誌(今回はDVDもついてた!)は買ったけど、まだちゃんと読んでないので、その話はまた気が向いたときにします。(←えぇ~・・・)
ちなみに、友達のまさとさん(ブログ「ベルリン中央駅」)が、このシュピーゲルのことを数日前にとりあげていたので、リンクしときますね。ここをクリックすると飛びます。

ということで、11月9日というのは、こんなビッグな記念日なんだけど、私なんか、18年前に歴史が動いた日のこと、全然覚えてないんですよ。今となると、よりによってなんでそんなに記憶力悪いんだよ、って感じだけど、ホントになんにも覚えてない。岐阜県の田舎ののほほんとした小学生だった私はきっと、18年前の今日を普通に過ごしていたに違いない。

それで、18年後の私も今日という日を普通に過ごしました。

朝8時15分からのゼミに行き、その後コンピューター室で時間をつぶし、学食でお昼ごはんを食べ、コピーショップに行って来週以降の授業の資料をコピーし、家で一休みしてから、久しぶりに泳ぎに行って、帰りにトルコ人の八百屋さんで野菜とパンとナツメヤシの実を買って、これもひさしぶりに家の近くでケバブ(トルコ風サンドイッチ)を買って、うー、疲れたなぁ、と帰ってきて、パソを開けて今に至っています。

金曜の朝にあるゼミのテーマはDDRと女性についてで、先週、計画経済と労働の権利に関するプレゼンをした、あれです。
それで今日もひとまずDDRのキホンについて勉強して、事実上の一党独裁をやったSEDとか、DDRで唯一の女性団体だったDFDとか、DDR唯一の子供の組織であるFDJとか、そういうのに関しての発表をうんちゃらと聴きました。これらに関してもいつか気が向いたら書こう(←そのバイタリティーが今日はありません)

世の中が動いているというのはおもしろいですね。
私がぽよーんとしているときでも、世界のどこかでは何かすごいことが起こっているに違いない。私がメディアを通して知るようになるニュースなんて氷山の一角で、世の中では、というか、ひょっとしたら私の近くでも、本当はすごいことがどんどん起きているんでしょう。世界はぶんぶん回っているんだと思うと、今日を生き延びただけでも、個人的にはニュースです。・・・こういうことを思える私はやはり楽しくできているんだろうか??

あ、もう気づかれてると思いますが、今日は全然ブランデンブルク州じゃないです。

一応、ブログなので、たまにはつれづれなるままにいこう、ということで、さっき「ベルリン生活」というカテゴリーをつくりました。独り言はこのカテゴリーに分類していくことにします。

でも、せっかくここまで読んでもらったんだから、ローカルネタをひとつ。うん、今日行ってきたプールについて書こうじゃないか。

私は運動って嫌いなんですけど、一年位前からちょくちょく泳いでいます。ベルリンにはプールがたくさんあるんです。その数、なんと33。いくら首都だといっても、これは多いんじゃないかな。温水の市民プールみたいなのがあちこちにあって、夏になるとさらに屋外のプールもオープンするから、泳ぐのが好きな人にはラッキーな環境です。
プールのスタイルというのはいろいろで、

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こんなリッチな雰囲気なところも

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こんな子供向けなところも

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こんな手の込んだことをしたところもあります。

写真は市民プールのホームページ(ここ)から拝借しました。
料金は一回(1時間の場合が多い)4ユーロで、そんなに安いというわけでもないけれど、10回チケットは1回分オマケしてくれるし、タリフはいろいろあるので、その気になればお手軽に水泳を続けられるし、街の中でリラクゼーションもできるわけで、私はなかなかいいと思っています。

私は家からそんなに遠くないプールに時々いくんですけれど、来る人はとても多彩です。老若男女っていうのに、プラス外国人もしくは「ドイツ語を母語としない人たち」っていうのもあって、ああ、ベルリンだなぁ、って思います。
さらに、子供が思いっきり遊べる時間とか、女性だけが入れる時間もあります。女性だけの時間、私は活用してないんですけど(男の裸は嫌いではない^^)、そういうのがあると、イスラム系の女性とか、男性の視線が気になる女性とかも気兼ねなく泳げますよね。

それで、今日は久しぶりにプールに行って、800メートルふにゃふにゃと泳いできました。気分転換になるし、それなりに気持ちいいし、多分健康にもいいだろうから、これからも時々泳ごうと思います。もう、足のつかないところでも怖くないし、頭を水につけないで平泳ぎもできるようになったから、これで私も来年の夏は湖や海ですいすいいけそうです。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-11-10 05:12 | ベルリン生活