ブランデンブルク州、旧東ドイツ、ベルリンを楽しもう
by KIKI-Brandenburg
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   ★KIKIの自己紹介★
岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
立教大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学在籍中、交換留学生としてベルリン・フンボルト大学へ留学。
立教大学卒業後、フンボルト大学に正規学生として入学し、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻。
2007年9月下旬に著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版。アマゾンなどネットの本屋さんでも買えます。「がんばれ、ブランデンブルク州!」で検索してください。ベルリンではDDR博物館でも売っています。興味のある方は私に直接問い合わせてくださっても結構です。

2008年8月の終わりに娘が産まれました!育児ネタもちょくちょくあります。

ドイツ語のプライベートレッスンをしています。興味のある人はここか、直接こっち(別ブログ)に飛んでください。

      ★お願い★
このブログ内の文章や写真に興味を持って引用/転載してくださる場合は、出典として明記してください。ネットの場合はリンクを張ったりトラックバック機能を使ってください。そして、そんな名誉なことがあれば、KIKIはぜひ知りたいので、ご連絡ください。

このブログはKIKIが趣味としてやっているものです。不快なコメントなどは削除しますのであしからず。

記事の内容に並々ならぬ興味をそそられた方、KIKIと直接コンタクトを取りたい方はメールでどうぞ。
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ブランデンブルク州の観光情報(州の公式観光案内)

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ASPEKT 書評

先日、実家から小包が届き、その中に「立教大学ドイツ文学論集アスペクト(ASPEKT)41号」が入っていました。うれしいことに、この論集の中に「がんばれ、ブランデンブルク州!」の書評が載っています。223ページから227ページまでの5ページを割いて、ランゲージセンター教育講師の宮谷尚美さんが書いてくださいました。タイトルは「ドイツ語で宝探しをしよう―『がんばれ、ブランデンブルク州!』書評」。宮谷さん、ドイツ文学科の先生方、ありがとうございます!そうだ、せっかくだから、我が母校のサイトにリンクを張っておこう。

自分の本がどう読まれるのかというのは筆者としてはとても気になるところですが、全体的にポジティブに評価していただいて、まずはホッとしました。

宮谷さんとは残念ながら面識がないのですが、ドイツ語の先生としての視点からドイツ語の表記や訳に関しての指摘をしていただきました。変えた方がいいところもあるので、ここでご紹介します。

・“Schmerz gebäre Tat“(184ページ)
これを「痛みは行動を産む」と訳したのは文法的に間違いのようです。接続法I式の要求話法で「痛みが行動を産みますように」とするべきらしい。接続法I式の要求話法と言われても・・・知らない(^^;)。貴重なご指摘です。

*カタカナ表記について*

・KönigのÖ
本の中でKönig(王様)を「クーニヒ」と表記しているのですが、どうやらこれはダメみたいです。Königをどう表記しようか、私もかなり迷ったんです。Öの発音というのはそもそもカタカナで表記できない。ケーニヒといっても、クーニヒと言っても、どっちも怪しい。(ちなみに、カタカナにしようとすると最高に怪しくなるのはGörlitzのGörだと思う)
でも、Kölnをオフィシャルにケルンと表記するのだから、Königも「ケーニヒ」のほうがいいでしょうね。反省。

・SpargelのR
私は白アスパラガスのSpargelを「シュパーゲル」と表記したのですが、Rの音が出るから「シュパルゲル」の方がいいそうです。
・・・うーん、「シュパーゲル」の方が近い気がするんだけどなぁ。「シュパルゲル」となると、なんだか南ドイツのドイツ語っぽい。ベルリンあたりなら、「シュパーゲル」の方がピンとくるような。銀行の名前でSparkasseというのがあるけれど、それも「シュパーカッセ」だし、英語のeconomicalにあたるsparsamも「シュパーザーム」でいいと思うので。Rっぽさを出すなら「シュパァゲル」くらいかな?という気もするけど、「パァ」っとなってしまうのも行き過ぎだし・・・。

・Oranienburg
「オラニエンブルク」か「オラーニエンブルク」か?・・・微妙です。長い気もするけれど、「ー」は長すぎるような。「ー」の半分くらいの長さでちょうどいいくらいだと思います。

・Weimar
これを本の中で「ワイマール」にしたのは、「はじめに」のところで書いているように、「ワイマール」が「ワイマール共和国」や「ワイマール憲法」として日本で定着していると思ったからです。実際の発音はもちろん「ワ」ではなく「ヴァ」です。

本の最初にも書きましたが、カタカナ表記はそもそも無理があるので、ドイツ語の表記や現地の人の発音を参考にするのが一番だと思います。
ちなみに、ベルリンやブランデンブルク州の人って、結構早口だと思います。だから、単発の音をきれいに真似ることより、アクセントやテンポやノリ(?)を掴むことに集中した方がいいかもしれません。
例えば、Das haben wir nicht.(私たちはそれを持っていません、ありません)を「ダス・ハーべン・ヴィア・ニヒト」とは多分言ってもらえない。実際には「ダ・ハン・ヴァ・ニシュ」くらいまで壊れてしまうことが少なからずあります。会話の中で、Nein「ナイン」がNee/Nö「ネー/ヌー」になるとか、「ニヒト」が「ニュシュト」になるのは日常茶飯事なので、そういうのには慣れるしかないですね。

余談ですが、この書評の中で、私の経歴を挙げて
「ドイツ文学専修の皆さんであればちょっと(かなり)憧れるのではないでしょうか?」
とか
「そういう人生ってかっこいい、ドイツ文学専攻冥利に尽きる!?」
なんて書かれていて、一人で照れました(*^^*)
そうかー、そうだなぁ、私も学部生だったころは「ドイツ在住」に憧れてたな・・・。
実際は全然カッコよくない暮らしをしてるんですけどね、なんて、そんなこと言って後輩の夢を壊しちゃいかんか(笑)。まぁ、ベルリンはベルリンで大変なんですが、東京より住みやすい街だと思うし、飽きのこないエキサイティングな人生をおくっていて(←すごい婉曲表現)楽しいです。・・・そういうことにしておこう、はっはっは。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-30 03:59 | 著書について

刈り取りと消防車

昨日、久しぶりにシェーンアイヒェのオババんちに遊びに行きました。
いつものトラム88にゴトゴト揺られて、某停留所でポツンと下ろされ、ちょっと歩いていくとオババんちがあるのですが、その道沿いに畑があります。私にとって、この畑を観察するのはオババんちに行く時のちょっとした楽しみでもあります。今までで一番きれいだったのは、菜の花が満開だったとき。さてさて、畑はどうなってるのかな~と思いながら歩いていくと・・・
a0104785_3333352.jpg刈り取りだー
\(^^)/


でっかいトラクターが轟音と埃を立てながら進んでいきます。おぉ、すごい、すごい。
何がすごいって・・・別にすごくないかもしれないけど、私はそもそも「働く車」というのが好きなんですよ(笑)。


a0104785_3335386.jpgほらほら、トラクター♪
メカに関する知識のない私からすると、こういうマシンが存在する事自体かなり不思議というか、どうやったらこういうのができるんだろうなぁとか、よくできてるなぁと思わずにはいられません。めちゃくちゃ理性的な昆虫か甲殻類みたい。そういえば、そのあたりの重機/重工業に対する妙なワクワクについては以前にも触れてたな。


a0104785_334156.jpg
畑の隅でエキサイトする私を尻目に、トラクターは真面目に仕事をしながら進んでいきます。ストイックだなぁ・・・なんて思って写真を撮っていると、道の向こうから砂埃を立てながら大きな車がやってきます。あ、あれは!


a0104785_3344269.jpg消防車!!
でも全然急いでない。そして畑の隣でピタリと停車。
ん?なんでここで止るんだろう??と思いつつ、こっそり写真を撮ってしばらく観察。何かするんだろうか・・・。運転手のおじさんは座席に座ったまま畑を見ています。
乾燥してるから火事が起きてもすぐ消せるように待機してるんだろうか?刈り取りの際には火事が起きやすいとか?なんでだろうなぁ。消防って警察みたいに車でパトロールするっけ?ひょっとしてこの消防車のおじさんもトラクター好きとか?・・・と私の想像は膨らむ一方でしたが、結局何も起きず。今度同じ光景を見たら是非ナゼか聞いてみよう。「お前こそ何してんだ?」といわれそうだけど(^^;)

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-28 04:43 | Cゾーン

ブルーベリーの季節

果物好きな私にとって、今くらいから秋にかけてというのはおいしい果物が安く店先に並ぶうれしい季節です。
このご時世、シーズンに関係なくいろんな国から果物がやってくるわけですが、そういうのは輸送に時間もお金も資源も費やしてるわけで、エコとはいいがたい。・・・なんて、その恩恵はバッチリ受けているので偉そうなこと言えないんですが^^;)。でも、新鮮で、防腐剤だのなんだの変なものを使わなくてもよくて、輸送するのに大量のCO2を出さない(←温暖化云々言うならこの辺も考えないと)ローカルな農作物というのはやっぱりいいと思います。

ブランデンブルク州の農作物については、本の第10章でベーリッツとヴェアダーという2つの街を取り上げています。ベルリンに住んでいる人なら、ちょうど今の時期、この2つの街の特産物であるシュパーゲルやサクランボを目にする機会があるはずです。
オフィシャルなシュパーゲルのシーズンは24日に終わってしまうのですが、そのあとはサクランボやイチゴやそのほかのベリー類が並ぶのでご心配なく。

ドイツの夏の果物というとベリー系がオススメで、私が大好きなのはブルーベリーです。ドイツ語ではBlaubeereとか、Heidelbeereと言います。
日本でもジャムとしてはポピュラーだけれど、こっちではシーズンになると生のがパックや量り売りで売られています。シーズンオフのときにも冷凍モノがあるんですが、やっぱり取れたてのをパクパクつまんで食べるのが断然おいしい。
イチゴなんかに比べると量のわりに結構高いんですが、お店でおいしそうなのを見つけるとついつい奮発して買っちゃいます。当たり外れというのは多少あって、そのままなのにすっごく甘いのもある一方で、ワイルドに酸っぱくて渋いのもあります。
a0104785_675590.jpg
写真はwww.rbb-online.deより。
オススメは、大きめで皮がプリプリしているもの。大体甘くておいしいです。(↑こんな感じ)。私は日本でブルーベリーというと、ジャムの中に入っている小さい実しか見たことがなかったので、こっちで生のを見たときに「え、こんなに大きかったんだ!」と驚きました。大きいのになると直径2センチくらいあります。

ベルリンのスーパーなどでこの時期に生で売られているブルーベリーはブランデンブルク州産のものがメジャーで、ベーリッツやヴェアダーあたりのが多いです。地元で取れるものなんだし、他の地域や外国から持ってくる必要もないでしょうしね。

ブルーベリーが大好きな上に、車を持っている人なら、この時期にベーリッツの郊外の農場などでブルーベリー狩りをしたり、取れたてを買ったりするのもいいでしょうね。多くのシュパーゲル農場がブルーベリーやイチゴも栽培しているようです。行ってみたいという人のために具体例を挙げておきましょう。

・Heidelbeerpark http://www.beelitzerheidebeeren.de/ベーリッツの郊外、Beelitz Heilstättenの近く。
・Kleistow(ベーリッツの北にある村)のシュパーゲル農場。ホームページはここ

このほかにも、探せばきっとたくさんのブルーベリー農場があることでしょう。
・・・あぁ、ブルーベリーが食べたくなってきた(><)。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-23 07:07 |

ボンボドロンなんかいらない

a0104785_451740.jpg
「この自治体は爆弾投下場に抵抗します」と書かれた看板。www.rbb-online.deより

以前、ブランデンブルク州北部とメクレンブルク=フォアポンメルン州南部にまたがる、元軍事演習場の(通称)ボンボドロンについて、さらに、ブランデンブルク州には(元)軍事演習場がたくさんあって、軍事廃棄物が山火事を引き起こす、もしくはひどくさせる原因になりうる(「ユータボーク近くの山火事」)ことも書きました。

今日、ボンボドロンをめぐる議論がまたちょっと進展しました。
ブランデンブルク州とメクレンブルク=フォアポンメルン州の代表や、該当する自治体や市民運動の代表が、ラインスベルク宮殿(第9章に出てくるプロイセンの宮殿)で話し合いをしました。

・ラインスベルク市(ブランデンブルク州)の市長は「飛行機の音は住民や観光客や芸術家の邪魔」と言い、
・メクレンブルク・シュトレーリッツ郡(メクレンブルク=フォアポンメルン州)の代表は「ボンボドロンは観光業を脅かしている」と言い、
・オストプリグニッツ・ルッピン郡(ブランデンブルク州)の代表は「ボンボドロンがなくなれば15000の職ができるだろう」と言い、
・ホテル業界の代表は「騒音で客が減れば生計を脅かされる」と言い、
・メクレンブルク=フォアポンメルン州の観光局の代表は「ブランデンブルク州北部とメクレンブルク州=フォアポンメルン州南部にまたがる湖水地方は、ヨーロッパ一のウォータースポーツの地域になれるだろう」と言い・・・

結論:ボンボドロンなんかいらない!!

ボンボドロンなんか速攻無くなって欲しいというのが、2つの州の切実な願いです。これでますます、軍に「ほら、誰もボンボドロンに賛成してないんだよ」というプレッシャーをかけられます。

ちなみに先週、ブランデンブルク州の功労者に賞が贈られて、授与された一人のBenedikt Schirge氏はボンボドロン反対の市民運動のリーダーです。
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(左がSchirge氏、右がプラツェック知事)
ボンボドロンに反対して15年。すごいですね。それに、こういう人に功労賞をあげるブランデンブルク州も偉い!州をあげてボンボドロンに反対するぞっ。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-20 06:16 | ブランデンブルク州いろいろ

Aktion gegen FKK

ブログをやっていて、前から気になっていたことがあります。
このブログには「アクセス解析」という機能がついていて、検索サイトを通してこのブログにたどり着いた人がどんなキーワードを入れたのか、というのがわかります。「ブランデンブルク州」とか、「旧東ドイツ」なんていうキーワードでこのブログに来るというのは分かる話なのですが、「FKK」でたどり着いている人が少なからずいるようなのです(笑)。それも一回や二回の偶然ではなく、毎月のアクセス解析で10位以内に「FKK」がある。

確かに、以前FKKの飛行機に関することを書いたけれど、それ以外ではFKKについて触れてないはずなんだが・・・。ひょっとしてFKKというのは何かの略なのかもしれないから、それでこんなマニアックなブログに来てしまった人は残念だけど、もしかするとFKKについて知りたくてしょうがない人が結構いるのかな??
ということで、FKKについて知りたくてしょうがない皆さんのために(?)、またFKKについて語ろうではありませんか!

a0104785_4455859.jpg
実は今日、面白いものを見つけたんです。
私はアパートに住んでいるんですけれど、家に帰ってくると、階段を挟んで向かいのご近所さんのドアに、なにか見慣れぬものが張ってありました。

え、FKK?!

ビックリしてよく見てみると・・・。

a0104785_4463136.jpgAktion gegen FKK

なんて書いてあるじゃないですか!!(Aktionは英語のActionと同じ、gegenはagainstの意味)

・・・なに、私にケンカ売りたいの(--*)


一瞬マジになったんですけれど、その下にSwimmwearと書いてあったので、「なーんだ、そういう冗談の広告なのね」と思ったわけです。
ドイツ人(とくにベルリンはそうかもしれないし、とりわけ若い人や学生)って、日本人に比べると主義主張っぽいことが好きで、「アンチ〇〇」とか「〇〇賛成」なんていうのをよくおおっぴらにしています。このご近所さんというのは、多分30代前半の、レスビアンのような雰囲気の(でもないみたい)女性なので、ジェンダー系の主義主張に慣れっこな私としては、ある種のハードコアフェミの延長かな、と思ったんですが。

でも、ちょっと気になったので、ネットで検索してみました。すると・・・。
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あれ、ただの冗談っぽくないぞ!

(詳しくはここを参照。映像はYoutubeでも見れます。ここ

どうやらゲリラ的なアートの一環で、下着の会社がスポンサーとしてバックアップしているみたいなのですが・・・。

彫刻が裸なのってFKKじゃないよね。

って突っ込みたくなりました。

女性の裸(もしくはそれに近いもの)が公共の場にあふれている事に関してはフェミニズム系の議論はいろいろあるし、そうじゃなくてもモラルとか宗教の面からの批判というものもあります。私はそういうことに関してそんなにピリピリしてないけれど、FKKと芸術とポルノはそれぞれ全然別のものだと思います。
とくに、(旧)東ドイツで一般的なFKKってのは、自然とか開放感とかプチブル的な価値観に対するアンチというような方向性のあるもので、「脱がされている」わけでも、見せるためのものでもない。女性だけじゃなく、男性も、場合によっては家族で楽しむものであって、卑猥でもなんでもないんですけれどね。ところかまわず脱いでいるわけじゃないし、「裸=卑猥」という発想はあまりに短絡的だと思うんだけど・・・。とにかく、「裸=FKK」じゃないんで、そのへん、誤解のないように!

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-15 06:29 | ベルリン生活

ユータボーク近くの山火事

ブランデンブルク州はそもそも山火事が起きやすいということを書いた矢先に、大規模な山火事が本当に起きてしまいました。

a0104785_2258436.jpg歴史的な町並みの残るユータボーク(Jüterbog:本138ページ参照)の近くで、一日以上燃え続けて、サッカー場300個分の面積が焼けました。余談ですけれど、昨日ゾヤ君に連れられて、ヨーロッパカップの試合を初めてスクリーンで見たんですよ。しみじみサッカー場って大きいなと思ったんですけれど、あれ300個分とはスゴイな・・・。

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200人近くの消防士+軍のヘリコプターを使っての大規模な消火活動の結果、今日になって鎮火しましたが、風にあおられてまた火が出る可能性も大いにあるということで、20人体制で監視をしているそうです。(写真はMärkische Allgemeineより)


あらまぁ、大変ねぇ・・・と、ここで話を終わらせちゃあいけません。

・なぜ山火事が起きたのか?
・なぜ「そこ」で起きたのか?
・なぜこんな大規模な火事になったのか?

気になるでしょう!少なくとも私は気になったので食い下がってみましょう。

実は、燃えたところというのはかつての軍事演習場でした。
軍事演習場といえば、以前にボンボドロンについて書きましたけれど、ブランデンブルク州には軍事演習場やそれに由来する立ち入り禁止区域というのがかなりたくさんあります。なぜか?そりゃ、ベルリンの郊外ですからね。首都ベルリンに近いところに軍が駐屯したり練習する場があるというのは便利です。

今回の新聞の報道によると、この山火事が起きたテルトウ・フレミング郡には50 000ヘクタールのかつての軍事演習場があって、それはなんとザクセン州全土にあるのの2倍に当たるとか。・・・ザクセン州に軍事演習場が極端に少なかったのか、テルトウ・フレミング郡に極端に多かったのか?多分、両方なんでしょうけれど、テルトウ・フレミング郡に極端に多かったと考えても間違いではないでしょう。ドイツ帝国時代からこの地域には軍事演習場があったようですが、地理的には西ベルリンのすぐ外にあたるわけですから、DDR時代に大規模に使われていた可能性もあります。

かつての軍事演習場と山火事がどう関係するのか?ここを結び付けたい(笑)私は、間違いなく「軍隊なんか嫌いだー」という人なわけですが(^^;)

軍事廃棄物

に関わる問題は無視できません。

ボンボドロンの場合もそうですが、かつての軍事演習場というのは軍事廃棄物で汚染されています。不発弾や兵器の残骸などがその辺に落ちていたり埋まっていたりしていて、人が自由に入れるようにするには、まずそういうのを片付けないといけません。でもそれはとんでもなくお金も時間もかかることなので、そういう場所は立ち入り禁止にしてしまい、適当に「自然保護区」なんてことにしている場合もあるわけです。

今回の山火事の出火原因はまだ特定されていませんが、可能性としてはこの猛暑で不発弾などが自然発火したということもあります。
そして、一旦火が広がると、その辺に落ちている不発弾がボンボン爆発していくわけです。ひえぇ~(><)。
さらに、消火活動をするにしても、消防士たちは、そんな、どこに爆弾が落ちてるか分からないようなところには入っていくことができません

ということで、グリュ~ンな私に言わせれば、そもそも、
そんな危なっかしい場所があること自体間違ってる(怒)。
(かつての)軍事演習場なんぞいらん!タイマイはたいてでも、軍事廃棄物をちゃんと処理して、人と動植物にいい森を作るべきです!

あちこちに軍事演習場がらみの問題があるというのは、首都を取り囲むブランデンブルク州の宿命といえば宿命なのかもしれませんが、歴史的な背景や「過去の遺物」が現在の環境や暮らしにも影響を及ぼしているというのは、ちゃんと考えないといけないことだと思います。
環境系のテーマなんてどんなものでもそうですけれど、その場の利益でやることが、将来的にどういうネガティブな影響を及ぼすか、そういうことまで責任を持ってもらわないと、後の世代が困りますね。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-12 02:44 | 災害

山火事注意!

5月、6月あたりのドイツというのは、暑すぎず寒すぎず気持ちのいい時期なはずなのですが、今年はやけに暑いです。
といっても、地域によって全然天候が違っていて、南の方では洪水になるほど雨が降っているのに、ベルリン周辺ではカラッカラに乾いています。もう、一ヶ月以上雨が降っていないような気が・・・。先週あたりからは、雨が降らないだけでなく、最高気温が30度くらいになるという、異常気象ともいえるような状態が続いています。ジトジト雨が降るよりはカラッと晴れている方がいいけれど、さすがにここまでお天気続きだと問題もあって、その一つが山火事です。
山火事の原因はいろいろあるのですが、そもそも空気が乾燥していると火事になりやすいし、火事の広がりも早いです。

ブランデンブルク州でも現在、すべての地区で一番高いランクの「山火事警報(とでもしておきましょう)」が出ています。ブランデンブルク州の森林というのは砂地+松というパターンが多いわけだし、乾燥していたらあっという間に燃えてしまいそうです。
実際にすでに75件の山火事が発生していて、合計50ヘクタールが燃えたそうです。どの火事も大事に至ることはなかったものの、警備を厳重にしたり、カメラを設置したり、細心の注意が払われているとか。一般の人も森の中でタバコを吸ったり、キャンプで火をおこしたりしないようにという事がいわれています。
このくらいまでは「ふんふん」という感じで別に驚きはしないんですけれど、地方紙をネットで読んでて「!」と思ったことが一つ。

Das Land gehöre zu den am meisten gefährdeten Regionen Europas. Fast ein Drittel der seit 1990 in Deutschland registrierten 23 576 Waldbrände seien in Brandenburg ausgebrochen.
(Märkische Oderzeitung 6月5日)

(ブランデンブルク)州はヨーロッパで最も(山火事の)危険に晒されている地域の1つに数えられる。1990年以来ドイツで起きた23576件の山火事のうち、3分の1近くがブランデンブルク州で起きている。


そ、そうなんですか?!「ドイツ一山火事が起きやすい州」(だろう、きっと)なんて自慢にならないけれど、3分の1ってすごい数。もともと森の面積が広いし、乾燥気味な気候だから当然といえば当然だけれど、数字として出てくるとビックリ。

以前どこかで、「将来的にドイツの気候は地域によって大きな差が出てきて、南では洪水が多発する一方で東はさらに乾燥する」というような記事を読んだことがあります。将来的じゃなく、もうすでにそうなっているような感じでちょっと怖いですね。

公園や道端の木々は、雨水なしでもまだ生き延びていてその生命力に驚かされますが、草なんかはもう結構枯れていますからね。肌も乾燥するし、夏本番になる前に夏バテしてしまいそうなので、そろそろ本当に雨が降って欲しいです。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-08 07:57 | 災害

ザクセン州の新しい知事

先月末、ブランデンブルク州の南のお隣さん、ザクセン州で新しい知事が決まりました。
ザクセン州では、ちょっと前に知事が銀行がらみのスキャンダルを起して辞任することになり、その後継者としてCDUのStanislaw Tillich(スタニスラフ・ティリッヒ)(49)が選ばれました。こんな人↓
a0104785_18173673.jpg

なんだ、またCDU(キリスト教民主同盟)か、またおじさんか(笑)とスルーすることなかれ!この人、ちょっと面白い背景の持ち主です。

まず、ソルブ人です。本の第6章ではブランデンブルク州のソルブ人について書きましたが、ザクセン州の北東部、ドレスデンの北あたりのオーバーラオズィッツ(Oberlausitz)にもソルブ人がいて、彼はその地域の出身。ソルブ人のギムナジウムを出て、ソルブ語だけでなく、ポーランド語とチェコ語も堪能だそうです。オーバーラオズィッツのソルブ語はもともとチェコ語に近いようなので、チェコ語がバッチリなのはそのせいかもしれませんが、ポーランド語ができるのはお父さんがポーランド人だからかもしれません。彼の父親は第二次世界大戦中に強制労働でつれてこられたポーランド人だそうです。

ソルブ人が知事になるのはもちろん初めてのことですが、そもそも、ドイツ東西統一後に、ザクセン州出身の人が州知事になるのも初めて。ティリッヒ氏が知事になったことで、これでようやく旧東ドイツの州の州知事全員が「地元出身の人」になりました。

CDU内でトップが替わっただけなのが私としては面白くないのですが、対立候補は極右のNPDのボスだったそうだから、圧勝するのは当たり前ですね。ちなみに、ティリッヒ氏は熱心なカトリック教徒だそうです。このへんの宗教色の強さというのがブランデンブルク州にはないかも。・・・なくていいと思いますけど。

政治家としてのキャリアはかなりある人で、前知事の時は環境・農業大臣や財務大臣も勤めています。
ザクセン州全体の知事なわけで、ソルブ人だからどう、ということをするわけにもいかないのかもしれませんが、少数民族のソルブ人が政治の表舞台で活躍するというのはなかなか面白い話だし、今後の東欧諸国との関係にとってもポジティブな効果があるかもしれません。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-06-03 19:05 | 現代旧東ドイツを知ろう