ブランデンブルク州、旧東ドイツ、ベルリンを楽しもう
by KIKI-Brandenburg
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   ★KIKIの自己紹介★
岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
立教大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学在籍中、交換留学生としてベルリン・フンボルト大学へ留学。
立教大学卒業後、フンボルト大学に正規学生として入学し、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻。
2007年9月下旬に著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版。アマゾンなどネットの本屋さんでも買えます。「がんばれ、ブランデンブルク州!」で検索してください。ベルリンではDDR博物館でも売っています。興味のある方は私に直接問い合わせてくださっても結構です。

2008年8月の終わりに娘が産まれました!育児ネタもちょくちょくあります。

ドイツ語のプライベートレッスンをしています。興味のある人はここか、直接こっち(別ブログ)に飛んでください。

      ★お願い★
このブログ内の文章や写真に興味を持って引用/転載してくださる場合は、出典として明記してください。ネットの場合はリンクを張ったりトラックバック機能を使ってください。そして、そんな名誉なことがあれば、KIKIはぜひ知りたいので、ご連絡ください。

このブログはKIKIが趣味としてやっているものです。不快なコメントなどは削除しますのであしからず。

記事の内容に並々ならぬ興味をそそられた方、KIKIと直接コンタクトを取りたい方はメールでどうぞ。
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Mutter

先週の金曜日に、「週末にも産まれるかもしれない」と婦人科医に言われて以来、毎日ビクビクしているのですが、まだ産まれません・・・。

気分転換に「多くの人にはあんまりためにならないドイツ語講座」というお題でもう1個妊娠ネタを書きましょう。
私はこっちではドイツ語オンリーで生活しているので、婦人科をはじめ、医者にかかるときでもドイツ語を使うのですが、当然、日常会話では出てこない単語というのがあります。知らないと「?」になるだけでなく、不安だし、場合によっては危ないですよね。
妊娠にまつわる単語とか、略称というのは挙げだしたらきりがないのですが、面白いなーと思ったのは、Mutter(ムッター:「お母さん」)という単語がいろんなコンビネーションで使われていること。ということで、多くの人にはあんまりためにならないけど、「Mutter」はこんなに活躍する単語なんです。

a0104785_424358.jpg・Mutterpass
「お母さんパス」は「妊婦手帳」のこと。日本では母子手帳というのかな。妊娠が分かってからもらえる薄いノートで、いろんな検査の結果や、定期健診の際のデータが記入されていきます。

・Gebärmutter
「産む」という意味のgebärenの一部が前についているのですが、これは「妊婦」ではなく、「子宮」です。ラテン語系のUterusという単語も使われていて、医療用語にはこっちの方が使われているみたいです。私は日本語の「子宮」の方が趣があると思うんですが。

・Mutterkuchen
直訳すると「お母さんケーキ」。これは「お母さんの手作りケーキ」ではないんですよ、なんと「胎盤」。なぜケーキなのかはいまだに謎。ケーキって感じじゃないと思うんですけどねぇ。ギリシャ語系のPlazentaという単語を使うときもあります。

・Muttermund
「お母さん口」は「子宮口(子宮の入り口)」。こうなると「お母さん=子宮」なのかな?という気がします。

ちなみに、Mutterという単語の意外な意味に「ナット」というのがあります。ボルトを止めるあの丸いやつです。これは、去年(はぁ、もう一年近く前になるのね・・・)ミュンヘンのメッセでバイトしてる時に知ってビックリした「母」の一面(笑)。じゃあボルトはVater(お父さん)なのかというと、そんなことはないらしい。日本語では「雌ネジ」とか「雌」という場合もあるそうなんですが(あぁ、そういうことか*^^*)なぜドイツ語では単純に「雌」ではなく「お母さん」になるんでしょうね??

よく使う単語の意外な意味といえば、Stuhl(シュトゥール)も挙げられます。普通だと「椅子」の意味ですが、医療用語としては「トイレでする大きい方(と遠まわしに言ってみる^^;)」という意味があります。洋式トイレだからかな?とか、私はそういう連想しかできないんですが、とにかく、そういう使い方もある単語です。

・・・などとコネタを披露してみましたが、いつ産まれるのか、いつスゴイ陣痛や破水が起きるのかと落ち着きません。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-23 04:37 | 妊娠・出産・子育て

妊娠の日独比較

ドイツに住んでいて、ドイツ人とのハーフの子供を妊娠している日本人妊婦として、「どうしたもんかなー」と思うことが結構あったので、「妊娠の日独比較」などという大げさなタイトルですが、今日はちょっとそんなことについて。

初めての妊娠ということで、当然わからないことや不安なこともあった(というかまだある^^;)わけですが、情報源がいろいろあるっていうのはいいようで、ある意味とても難しい事だと思いました。というのも、妊娠・出産・育児に関して

・ドイツと日本の違い(社会的・文化的)
・ドイツ人と日本人の違い(肉体的)


というのは間違いなくあって、私の場合、ドイツ流と日本流のどっちのアドバイスを考慮すべきなのか?という疑問があったんです。その上、赤ちゃんは日独のミックスですから、どこまで「私達」がジャパニーズなのかジャーマンなのか(笑)というのは、微妙です。
私が達した結論から言うと、

人それぞれだから気にしない。

というのに尽きるのですが、私はどっちかというとドイツで通用しているスタンダードの方に近い方向で来たと思うし、出産や育児に関してもこっちのやり方でやっていく気でいます。というのも、ドイツの医療システムや生活環境の中で暮らしている限り、日本のスタンダードにこだわるのは無理があるし、こっちのやり方の方が個人的にシックリくるような気がしたからです。

具体的に、私が気づいた範囲で「違うなー」と思ったことを挙げると

・日本は食、ドイツは運動
妊娠中に健康でいるためにはどちらも大事なのですが、日本人は食生活にこだわり、ドイツ人は運動することにこだわる傾向があるみたいです。これは多分、妊娠以外にも言えることなんでしょうけれど、「健康」というのが前面に出てくる分野においてバッチリ違いが出るもんなんだな、と思いました。

・体重増加
日本の本などを読むと、妊娠中の体重管理というのがとても重要視されていて、「体重増加は10キロくらい」などというのが一般的なようですが、ドイツでは「太りすぎなきゃいい」程度であんまり神経質になっていません。出産準備コースの助産婦さんなどは「15キロから20キロの体重増加は普通」と言っていました。
ちなみに、私は特に体重管理をしなかったんですが、体重増加は10キロ以下です。そうなると「体重が増えないけれど大丈夫だろうか・・・」と逆に不安になるんですよね。婦人科の医者に聞いてみたら、「赤ちゃんは順調に育ってるから心配ナシ!」と言われ安心したのですが、もともとの体質や食生活というのもあるので、一概に体重をあれこれ言うのは妊婦を不安にするだけかもしれません。

・ヨード不足
ヨード、もしくはヨウ素といわれる栄養に関しては、ドイツと日本では天と地の差があります。ヨードというのは、海草や魚に多く含まれているのですが、ドイツではどちらもあまり食べないので、一般的なドイツ人はヨード不足だといわれていて、食塩にヨードを人工的に混ぜた「ヨード塩」が重宝されています。妊娠中や授乳中にヨードが不足すると赤ちゃんに悪影響が出たりするので、ヨード不足ということに関して、ドイツ人はあれこれ言うのですが、海草や魚をよく食べる日本人の場合、むしろヨードの取りすぎに注意した方がいいようです。

・鉄分不足
これは私も妊娠後期に陥って、今でも鉄剤を飲んでいるのですが、「妊婦の鉄分不足」と一言で言っても、それは必ずしもグローバルな基準ではない事がわかりました。ドイツでは鉄分の値が11を切ると鉄分不足ということになるのですが、家に来てくれる助産婦さんの話によると、オランダでは9を切ったら鉄分不足ということになるそうな。日本ではどうなのか知りませんが、どこに基準を置くのかというのは、国によって違うのだとすると、鉄分不足の認識にも「カルチャー」の面があるわけで、面白いと思いました。

・妊娠しててもなんでもできる
日本の本などを見ると、「〇〇しないほうがいい」というのがいろいろあって、全体的に妊婦は慎重に、危ない事は極力避けて、という感じなのですが、ドイツの場合だと、明らかにリスキーなこと以外は何でもしてもよい、というメッセージが伝わってきます。

というのが、私が気づいた妊娠にまつわる日独の違い。そのうち、子育てに関する違いなんかも書けたらいいなと思っています。

さて・・・予定日はまだ先なのですが、おとといの婦人科の検診でどうやら出産が近いらしいということが判明。もう本当にいつ産まれてもおかしくないみたいで、ビクビクしてるとこです(><)。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-17 22:26 | 妊娠・出産・子育て

Das Baby-Wunder

a0104785_457386.jpg
ドイツといえば、日本といい勝負なくらい出生率の低い国なんですが、去年から「ひょっとしてベビーブーム?」のような増加傾向が見られています。
ちょうど、ドイツの月刊誌「Cicero」が今月号でドイツの出生率の増加についての特集をしているので、その記事について。原文はここ。「Das Baby-Wunder」(←タイトル記事だから長いよ!)


出だしの文はこんなふう

Nicht nur Statistiker staunen: Seit vielen Jahren steigen die Geburten erstmals wieder an. Offenbar gelten Kinder nicht mehr als Problem, Emanzipationsrisiko oder Armutsfalle, sondern als sinnstiftend und als emotionale Lebensversicherung

面倒なので意訳するとですね、長年低迷を続けてきた出生率が初めて上昇していて、それは子供が負担などネガティブな要因としてではなく、精神的な安定などポジティブな要因としてとらえられるようになったからだ、みたいな感じ。

記事全体をかいつまむと、出生率が上がっている背景にはいろんな影響が考えられて、例えば

・有名人の出産や子育てが大々的に伝えられるようになって、子供を持つことがトレンドとして受け入れられている
・カッコイイと思われていたシングルの生活が、実は孤独であるということがわかってきた
・雇用の不安定化などで、家族が唯一落ち着ける場所であるという認識が広まった
・仕事と家庭を両立させたいと思う若い女性の増加
・近年の少子化対策が効果をだしつつある

などということが推測されるようです。

意図せずしてなんだかブームの一役を担ってしまっている私としては(^^;)、なるほどなーと思える点が多いです。
「どうして今子供なのか?」と言われてスパッと回答はできないし、理由を挙げだしたらかなりあるのですが、この記事にも書かれているように、将来のことを考えたときに孤立無援で(それも外国で)生きていくことに対する不安っていうのは間違いなくあります。
ドイツ、とくにベルリンのもうどうしようもない雇用の不安定化とか、将来の不透明さを考えると、仕事やキャリアを優先させようとしたところでそれがうまくいく確証は全くないどころか、周りを見ると悲観的にならざるを得ない。
女性の場合は生殖能力と年齢が密接に結びついている事も考えると、子供を持たないという決断をしてまで、仕事を優先して本当にいいのだろうか?仕事が上手く行かなかったとき、何も残らないんじゃないか?という強迫観念のようなものは多分私以外の女性にもあると思います。
子供を産んで育てるというのはものすごい時間とエネルギーのロスとも考えられるけれど、2足のわらじでえっちらおっちらやっていくのもそれはそれでやりがいがあるんじゃないか?なんて思ってしまうんですね。

Gerade bei jungen Frauen hat sich heute jedoch die Erkenntnis durchgesetzt, dass Mutterschaft und Emanzipation kein Widerspruch sein müssen. Im Gegenteil: Die Heroisierung kinderloser Einzelkämpferinnen entlarvte sich als neue Ideologie – und als persönliche Sackgasse. Stattdessen wird der Balanceakt, Familie und Beruf zu vereinbaren, als wahre Herausforderung eines aufgeklärten Feminismus gesehen. „Wir wollen alles, und das ist nicht zu viel verlangt“

特に若い女性の間では、母親であることと女性の自立は矛盾しないという認識が広まった。むしろ逆に、子供なしで孤立無援で戦う女性の英雄視が実際は個人的な袋小路に行き当たるということが新たにわかってきた。そして、家庭と仕事のバランスをとっていくことこそ、フェミニズムの本当の挑戦として見られている。「私たちは全部欲しいし、それは過剰な要求じゃない」

すごく長い記事なので、言及しだしたらきりがないのでこの辺にしておきますが、ドイツ語のできる人は読んでみるとなかなかおもしろいかも。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-14 06:18 | 妊娠・出産・子育て

妊娠の経済的負担

さて、せっかく新しいカテゴリーを作ったんだから、そこに分類される記事も書いていこうじゃありませんか(^^)。

ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻する学生である私にとって、妊娠とか出産とか女性の生き方などというテーマはすごく重要です。ここ数年そういうテーマとずっと関わってきたといっても過言ではありません。
それで、そういう知識というのは単純に机上の空論で終わるものではなく、やっぱりどこかで自分の生き方とか価値観といったものに反映されるんですよね。

子供を産むのか?産まないのか?という「自己決定」のレベルからまず考えて、仮に「産む」という決断をするとしても、その後には「いつ産むのか」「どんな環境で産むのか?」という問いがあるし、「そもそも肉体的に妊娠可能なのか?」という生殖能力に関する疑問もあります。これは単純に試すわけにもいかないし、不妊って本当に複雑な問題ですからね。

それで私は延々と考えて、ひとまず「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版したわけです。ホントですよ!人間の子供を産むのはまだ無理だなと思って、じゃあ本を産もうと。めでたく去年の秋にあんなかわいい本ができて私はハッピーだったわけですが、やはり本は本だし、人間の子供が本当に欲しくなってきた。散々考えて、準備して、「もうなにが何でも子供が欲しいぞ!」という気になって、(ちょっと省略^^)、できたんですね~。

・・・というのが、長い前置き。

私はベルリンで「その気になって」妊娠したわけですが、それにはいくつもの理由があります。正直言って、日本にいたらこの決断はできなかったと思います。「ベルリンだから」というのも大きいんですが、ひとまず、ドイツのシステムに頼れるというのはとても心強いです。

ドイツ人というのはなにかと「ドイツはダメだ」とかブツブツ言うのが好きな人たちなのですが、日本人の私からすると、恵まれてるなーと思うことがよくあります。妊娠してみて、私は「ドイツってなんてスゴイ国なんだ!」って思いました。だって、

妊婦の経済的負担、ゼロ

ゼロっていうと語弊があるかもしれないけれど、少なくとも私の場合はゼロに近いです。
私が妊婦として必要に迫られて負担した金額というと

・医者にかかる人が3ヶ月ごとに払わなければいけない10ユーロの料金×3(これはどこのどんな医者にかかるときでも払わないといけません)
・糖尿病の検査をするときの薬6ユーロくらい

だけ。もちろんこれ以外にビタミン剤だとか、妊婦用の下着とか服だとか、そういうものも必要といえば必要ですけれど、定期健診や検査には一切お金がかかりませんでした。ちなみに分娩にもお金はかかりません。

私はドイツで一般的な保険に入っていて、それが全部費用をまかなってくれます。ドイツの場合、働いている人はかなりたくさんのお金を保険に取られるのですが、私の場合は学生なので、月一万円くらいの保険料で済んでいます。バッチリ払ってくれているみなさん、どうもありがとう(T-T)。
そして、保険がまかなってくれる費用というのは他にもあって、私が利用しただけでも

・出産準備コース全5回
・鉄分不足を補うために飲む鉄剤
・助産婦さんの家庭訪問

が挙げられます。出産後の相談や運動のコースも部分的にカバーしてくれるようですし、働いている女性の場合は、経済なバックアップもしてくれるみたいです。
助産婦さんの家庭訪問っていうのもスゴイシステムで、婦人科に定期健診にいくだけでなく、契約をした助産婦さんが家に来て話を聞いたり検査をしてくれたりもします。そして、子供が産まれた直後は毎日家に来て授乳や子供の世話の仕方を教えてくれるそうです。右も左もわからない初産の妊婦、それも母親や親戚に頼れない環境にいる私にとっては、これは本当に心強いです。

「妊娠は病気ではない」といわれますが、妊婦の私に言わせれば、「病気より厄介」。
だって、治らないし、体だけじゃなく心の面でもすごく負担がかかるし、常に自分と子供の命と健康がかかっていることですもの。薬だの手術だのでどうにかなる病気よりよっぽど厄介です。

この「病気より厄介」な妊娠にさらに経済的負担がドカーンと来るとすれば、「やってられない」と思うのが普通なんじゃないでしょうか。体を張って妊娠する女性にとって、周りの理解や助けという「ソフトな」サポートだけでなく、経済的な負担を軽減できるような「ハードな」サポートというのは必要だと思います。少子化云々言うのなら、「子供は社会の宝」だと言うのなら、社会全体でサポートする姿勢が必要だし、まず一番現実的な経済的負担というのを取り除いてあげるべきなんじゃないでしょうか。
ドイツの保険の手厚いサポートというのは、「お金の心配はしなくていいから、がんばってね」といわれているみたいで、貧乏学生の私としてはしみじみありがたいと思いました。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-11 08:18 | 妊娠・出産・子育て

実は・・・

個人的に私を知っている人にとっては、「なんだ今頃」だけど、そうじゃない人にとっては「えー!」な話をしましょう。



実は・・・










私・・・













ただいま臨月の妊婦です。






ホントですよ。こんなとこでこんなウソついてもしょうがないでしょう。

「なんでもっと早く言わないんだよ!」って言われそうだけど・・・だって、私が妊娠していることとブランデンブルク州は全然関係ないでしょう。

それに、不特定多数の人にそんなプライベートなことを書くのは気が引けるし。
子育てをテーマにしたブログってたくさんあるし、見ていて楽しいんだけど、「子供や家族のプライバシーはどうなってしまうんだろう?」って思うんですよね。このブログにも時々「パートナーのゾヤ君」や彼の家族が出てくるけれど、ブログのテーマから離れない程度に限っているつもりです。
プライベートなことは友達としゃべったり、ミクシィなんかで愚痴ったりすればいっか、ってことで、このブログはできるだけブランデンブルク州や旧東ドイツやDDR、せいぜい私のベルリンでの学生生活にまつわることぐらいに話題を絞ってきました。

でも、もういつ産まれてもおかしくない時期にきたので、このへんでお知らせしておこうかと。いきなりプッツリと更新が途絶えたら、せっかく来てくださってる人をがっかりさせてしまうことにもなるだろうし。

子供が産まれたら、最初の数週間くらいはブログどころじゃない生活になる可能性アリだけれど、もうすぐ1才になるこのブログに対する思い入れというのもあるし、このブログと繋がっている私の著書は「精神的な出産」以外のなにものでもないわけで、本当の出産を機にその2つを放ってしまうのはとても残念だと思うんです。
だから、今後はどういうテンポで更新できるかわからないけれど、できる範囲でやっていこうと思います。
それでさっき、カテゴリーに「妊娠・出産・子育て」なんてのも作ったので、そういう方面のネタもアリにしちゃおうかなー、なんて(^^)。
子育てブログにする気はないけれど、まぁ、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻する学生としての視点で(?)、ベルリンで経験する妊娠・出産・子育てについて書く程度ならいいかなという気でいます。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-07 08:23 | 妊娠・出産・子育て

ビオテューメ(Biotürme)

ブランデンブルク州南部のラオズィッツの炭鉱地帯(著書第7章参照)に、最近新しい観光スポットがオープンしたのでご紹介します。
a0104785_3354794.jpg
写真はIBAのホームページより

じゃじゃーん、コレ、なんだと思います?

塔?・・・もしくは要塞??と多くの人は思うでしょうが、これは産業遺産に分類される建物なんです。ビオテューメ(Biotürme)と呼ばれているもので、Bio(「生物~」とか最近では「有機~」の意味)に Turm(塔)の複数形である Türmeがくっついている単語だということは、ドイツ語ができる人ならわかると思うのですが、じゃあ「生物塔」ってなんでしょう?

ビオテューメは、ラオホハマー(Lauchhammer)という街の郊外にあります。著書の104ページの地図を見るとどのへんかわかるかな。F60の南、エルスターヴェアダ(Elsterwerda)の東です。
ラオホハマーには、かつてコークス製造工場がありました。コークスというのは、炭素の含有率の高い物質で、石炭を精製してつくります。そのコークス工場から出る排水をろ過していたのがこのビオテューメで、そのろ過のシステムというのが、バクテリアを使うものだったので、この施設は「ビオ」テューメと呼ばれています。
作られたのは1952年で、高さは22mほど。ラオズィッツの多くの炭鉱や発電所と同じく、DDR時代はエネルギー生産における重要な役割を担っていましたが、東西ドイツ統一後に「失業」してしまうわけです。その後、産業遺産として保護されることになり、150万ユーロをかけて2年間修復をし、先日観光地として一般に公開されるようになりました。

私は一昨年の夏(ちょうど修復が始まった頃だったと思う)に、このビオテューメを見に行きました。修復中だなんて知らなかったので、駅からえっちらおっちら歩いて・・・2キロはあるかな・・・行って、「えぇ~(><)」って感じだったんですよね。ビニールのシートで覆われていてあんまり見えなかったんですけれど、かなりの存在感がありました。

*行ってみようという人のための情報*
・週末&祝日の10時~18時まで開いています。
・大人3ユーロ、子供/学生等は1,5ユーロ
・住所:Finsterwalder Straße 57, Lauchhammer-West
・車でいくことをオススメします。もしくは自転車持参。駅から延々と歩いていくのは結構疲れます。

ちなみに、このビオテューメは著書でも触れているIBA(Internationale Bauausstellung)の一環です。もっと詳しく知りたい人はIBAのホームページに飛んでみてください。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-08-01 04:51 | 炭鉱(ラオズィッツ)