ブランデンブルク州、旧東ドイツ、ベルリンを楽しもう
by KIKI-Brandenburg
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   ★KIKIの自己紹介★
岐阜県生まれ、岐阜県育ち。
立教大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学在籍中、交換留学生としてベルリン・フンボルト大学へ留学。
立教大学卒業後、フンボルト大学に正規学生として入学し、ヨーロッパ民俗学とジェンダー学を専攻。
2007年9月下旬に著書「がんばれ、ブランデンブルク州!」を出版。アマゾンなどネットの本屋さんでも買えます。「がんばれ、ブランデンブルク州!」で検索してください。ベルリンではDDR博物館でも売っています。興味のある方は私に直接問い合わせてくださっても結構です。

2008年8月の終わりに娘が産まれました!育児ネタもちょくちょくあります。

ドイツ語のプライベートレッスンをしています。興味のある人はここか、直接こっち(別ブログ)に飛んでください。

      ★お願い★
このブログ内の文章や写真に興味を持って引用/転載してくださる場合は、出典として明記してください。ネットの場合はリンクを張ったりトラックバック機能を使ってください。そして、そんな名誉なことがあれば、KIKIはぜひ知りたいので、ご連絡ください。

このブログはKIKIが趣味としてやっているものです。不快なコメントなどは削除しますのであしからず。

記事の内容に並々ならぬ興味をそそられた方、KIKIと直接コンタクトを取りたい方はメールでどうぞ。
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子連れ旅行は大変だ

ご無沙汰してましたが、おととい無事にベルリンに帰ってきました。

なんだかまだ体の芯が疲れているような感じなので適当に思いつくことを書いておきます。

今回、一ヶ月近く実家にいたわけですけれど、ベルリンに戻ってきたら「あぁ、ただいまー」という気分になって、自分にとってベルリンは「帰る」ところになっているのだと思いました。帰ってきてすぐはなんだか変な気がしたんですけれど、もうすっかり日常に戻ってしまったし。

それにしても、すっかり春っぽくなってうれしい限りです。さっそく今日、窓際のプランターに植える植物の種を買ってきました。例年のごとく、ちゃっちぃ窓際菜園に精を出すつもりです。

あ、そうだ、今回の旅行・・・って全然旅行っぽくない一ヶ月弱で今までと全然違ったのは、言うまでもなく、子連れってことですね。赤ちゃん連れで移動するのは本当に大変だということを痛感しました。

まず、荷物が多くなる。赤ちゃんそのものが荷物だと言えばそうだけれど、抱っこ紐なりベビーカーなりがいるだけでなく、オムツ替え云々のグッズを常に持って移動するわけで、それだけで荷物が1つ増える。娘はまだ母乳メインだからゴハンの心配をしなくてもいいだけまだ楽だったんでしょうけどね。もしミルクを飲んでいたり、本格的に離乳食を食べていたら、さらに荷物が増えていたのか・・・ひえぇぇ。

飛行機も大変でした。
パリ⇔名古屋間は12時間くらいかかって、ゾヤ君と交代で娘の世話をしたり、オムツ替えは一緒にやったりしたんだけれど、まったく落ち着かない。私1人だったらどうなっていたことか。ギャーギャー泣いたりすることはなかったものの、じっとしてなんかいないオチビちゃんは目が離せないし、限られたスペースであれこれやるのはヤキモキします。行きはかろうじて1時間寝れたけれど、帰りは結局ずっと起きていました。
でも、一番やっかいだったのはベルリン→パリでした。長距離の飛行機には赤ちゃんを寝かせられる箱があって、前もって予約していたので、その箱がある席(前に座席がない)に座れたし、抱っこしてあちこち歩き周る事もできたけれど、近距離の飛行機はとにかく狭い。普通の座席に座ったままで赤ちゃんを膝の上で抱っこですからね。出発前にギャーギャー泣かれました。離陸する前が最悪でした。気圧の変化で耳が痛くなったりして赤ちゃんが泣くと言う話は聞いていたんですけれど、上昇/下降するときは予想に反してなんともなし。離陸前にあれだけ大騒ぎされたのは、きっと初めての飛行機で怖かったんでしょうね。

あと、いつも心配なのはオムツ替え。いつどこでウンチされて、場合によっては服が汚れて大変な事になるのかと思うと、行く先々で「オムツを替えるところがあるだろうか?」というのを考えてしまう。

車で移動する場合はチャイルドシートがいるし、2時間おきくらいでおっぱいを飲むから、出かけるにしてもタイミングを見計らっていかないといけないし・・・というわけで、気の向くままに出かけるというのが全くできないというのは、今までの旅行では無かった面倒でした。

で、も!いたるところで「かわい~!」と言われるのは親バカママとしては正直にうれしいです(笑)。ベルリンでも通りがかりの知らない人に可愛いといわれたり、話しかけられたりすることはあるけれど、日本のほうが断然一般ウケ(?)がよかったです。こちらに向けられる視線がポジティブであったというのはありがたかったし。

なんだか本当に取りとめがなくなってしまったけれど、そんな感じで、初めての子連れ日本、結構面白かったです。何事も経験ですな。今まで気付かなかったことがたくさんありました。

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by KIKI-Brandenburg | 2009-04-10 05:11 | 日本の話

実は日本です

はい、こんにちは!

生きてますよー、生きてますよー、そして、友達は知ってることですが、実は今日本にいます。
ゾヤ君と娘といっしょに実家でパラサイト中。そのことについて書こうと思っていたんですけれど、実家のパソコンが使いモノにならなくて、ようやくおとーさんの会社のパソコンを使ってネットにつなげました。(←前に帰ってきた時もそんなこと言ってたような・・・)。いや、普段ネットに頼りきりの生活をしていると、2週間以上ネット無しの生活ってなんだか新鮮ですね。

私のふるさとに関しては以前書いたので(ここ)そっちを読んでもらうとして、今回は実家に帰るといっても、初めての子連れ&なんと日本初のゾヤ君連れなので、いままでとは全然違います。

・日本語のできない初来日のゾヤ君
・ドイツ語はおろか、英語もできない(使う環境にいないから当然なんですけどね^^;)両親や親戚
・車がないと何にもできない田舎(で、私は免許ありましぇん--;)
・子連れ
・花粉症(><)

なんで、かぁちゃんは大変です。ある程度は覚悟してたんですが、現実にはもっと大変というか、何もかもが予測不可能でした。でもまぁ、楽しいと思えば何でも楽しいので、楽しいということにしておきましょう。
あっはっは、楽しい、楽しい!
書きたいことはいろいろあるんだけれど、何しろ、相変わらず授乳云々でそうのんびりしてもいられないので、適当に思いつくことを箇条書きしておきます。半分私の備忘録としてね。

・パリ経由の飛行機がベルリンで5時間以上遅れた
・ベルリン-パリで娘大泣き
・パリ-名古屋は娘はいい子にしてたけど、落ちつかなかった
・娘はこっちで離乳食を始めてなかなか順調
・予想以上に日本は寒い
・早く咲くと思われていた桜はまだまだこれから
・同時通訳もどきも慣れればOK
・異文化交流というのはキレイごとではない
・親戚がみんな老けていた
・私の家というのは多分もうベルリンにあるものなんだろう
・でも田舎は和んでいいな
・日本はありとあらゆる食べ物がおいしい

てなことで、次にインターネットに触れるのがいつになるのか知りませんが、4月の前半にまたベルリンに帰る予定です。

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by KIKI-Brandenburg | 2009-03-29 14:15 | 日本の話

無駄って素晴らしい

本当は国立公園シリーズに決着をつけるつもりだったのですが、今日は結構ハードスケジュールで疲れちゃったので、気分転換に全然関係ないことを書いてみます。
一応お題は「無駄って素晴らしい」ということにしておきましょう。

さて、今日、実家から荷物が届きました。私がベルリンに帰ってきてからすぐ送るはずだったのがなんだか遅くなって、今頃来たんですけど、その中に、節分の豆が入ってました。・・・遅いでしょう、本当に。
まあいいじゃないですか。小さい子供がいるわけじゃないし、この年になって「鬼は~外!」なんて、それもベルリンのど真ん中でやらなくてもいいでしょう。

でも、この節分の豆、ご丁寧に、木の升を意識した四角い箱に入ってたんですよ。まず、この時点でかなり無駄っぽい。でも、このキレイでキッチリした箱を見て、私はウキウキしました。
ふたを開けようとすると、なかなか開かない。こんなところも無駄にキッチリしてる。
何とか開けてみると、中はなんてことない、節分の豆です。数粒食べたら香ばしくっておいしかったけど、まぁ、煎っただけの大豆です。
・・・ふと思った。この大豆より、この箱の方がお金かかってんじゃないか?と。

なんかいいなーと思いました。
こういうものを大真面目に作っている人が日本にいるんだよな、この会社の人たちは、この箱に生活賭けてんだろうな、すごいなぁ、そういう集中力って。
この完璧主義と気合がドイツのパッケージにはないんです。普通に売ってるものなんて、ホントに、どーでもいい包装しかしていない。環境を考えれば、シンプルなものにドーンと入れるほうがいいのかもしれないけど、なんだか、遊びがない。余裕がない。味気ない。

そういうことって、ずっとこっちで生活していると慣れちゃうけれど、時々、こうやって日本の物を手にすると、「わー、すごい・・・」って思います。何もかもがキレイでキッチリしている。

荷物の中にお菓子も入ってて、その中にチョコボールがありました。
その場に居合わせた、甘いもの大好きなゾヤ君、さっそくあけようとしたんですけれど、あの、薄いビニールの包装にまずてこずった。
「よく見なさいよ、ここに明け口があるでしょうが」
そして、ビニールをなんとかあけると、箱をこじ開けようとした。
「このくちばしから出すの!」
「なんで?」
「そういうお菓子なの。これ、くちばしなの」
といって、私はくちばしをくちばしらしく開けて、金のエンゼルが付いてないか、ちゃんとチェック。
「ここに金のエンゼルがついてたら、この裏の写真のヤツがもらえるんだよ、銀だったら5枚あつめるの」
ゾヤにはどうも、このお菓子の巧妙さがわからない。
「そんなこといいけどさ、この箱はなんでこんなに小さいの?」
「そりゃ、子供が食べることを考えると、このくらいのサイズの方が食べ過ぎなくていいんじゃないの?」
「もっと大きくすればいいのに」
そう言って、ゾヤ君はあっという間にチョコボール一箱を食べてしまう。それも、残ってたの、全部一度に手のひらの上に出して。

・・・ダメだ、こいつドイツ人だ。


お菓子の中に、ミルキーも一袋ありました。その袋もゾヤは力任せに開けようとする。
「違う!ここからあけるって、わざわざ書いてあって、切れ込みがあって、ちゃんとかわいく色まで付いてるじゃない!!」
パッケージをよく見ると、中に、大玉というちょっと大きいのや、包装紙のクローバーの葉が普通は3枚だけど、4枚になってる、ラッキーなのもあるかもしれないと書いてある。
それをゾヤに説明すると、笑いはするけど、探さない。私は大玉を見つけてちょっと幸せな気分になったのにね。

こういう細かい無駄、私は生きていく上で大事だと思うんですけど、これって、ある意味、とても日本人っぽいこだわりなのかな。

先日、ソニーのRollyというのを見ました。「サウンドエンターテイメントプレーヤー」だそうで、タマゴ形のステレオで、光って踊るんです。くわしくはここ
実物を目の前で見て、私、爆笑しちゃったんですけどね。タマゴが・・・踊るんです。タマゴの左右がピコッと開いて、そこから音楽が流れて、その「手」をくるくるしながら、光って踊るんです。

感動しました。なんて素晴らしい無駄。
どこにタマゴが光って踊る必要があるのか、わからないじゃないですか。でも、おもしろいんですよ。無駄を超越した無駄というか、芸術的な無駄だと思いました。こういうの、絶対ドイツ人は作らないでしょう。この遊びと余裕はドイツ人にはないと思う。日本人のやることだなー、日本人っていいなーって、しみじみ思いました。

チョコボールのくちばしといい、大玉ミルキーといい、踊るタマゴといい、こういうのに、時々郷愁をかられます。

考えてたら「鬼は~外!」がしたくなりました。
無駄にキレイなパッケージに入った豆、空になるまで部屋でゾヤにぶつけて遊びました。

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by KIKI-Brandenburg | 2008-02-05 07:31 | 日本の話

金沢(5):能登半島(3)/ざっぱぁ~ん??

私はベルリンに帰ってきましたが、日本の話・金沢編はしつこく続きます。

輪島の朝市で予想外の出費をしたあとは、途中でお昼ご飯や休憩をしながら日本海側をバスで走り、金沢へ帰ります。
そもそも、冬の日本海が見たかった私としては、この帰り道こそが旅行のメインです。
能登半島の西側は日本海、東側は富山湾に面していて、私が期待した、荒れ狂う冬の海\(^0^)/というのは、日本海側のイメージのようです。

ガイドのテープでも繰り返されたんですけれど、日本海側の海というのは男性的、富山湾側は女性的なんだとか。・・・何をもって男性的というのか、説明して欲しいとことですね(ジェンダー屋はこうやってケンカを売るんですよ)。
ということで、その男性的な海を見てみようじゃないですか。

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能登半島の真ん中へんの海には面白い形をした岩があります。

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こっちには洞窟があります。水が透き通っていてきれい☆

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景勝地として知られる巌門にはこんな岩もありました。こういう穴は侵食によってできるそうで、まさに自然の作り出した芸術です。

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上の写真を取ったところからはこんな光景も見えました。んー、逆光で見にくいけれど、黒っぽいゴツゴツした岩がいたるところにあります。そんな岩の上に、器用に(?)松が生えているのが、なんだか不思議でした。

というのが、私が見た日本海だったんですけれど・・・

全然ざっぱぁ~んじゃないじゃん(怒)!!

ざっぱぁ~んっていうより、ぱしゃぱしゃ。
風なんか全然なくて、ピカピカのお天気。
ぽかぽかのお日様を反射する海は透き通っていて、とっても穏やか。

・・・ある意味、男性的かもしれない。うん、ある意味男性的だ。っていうか、

私、こういう男性、好きだ(*^-^*)

「冬の日本海のような男が好きです」なんて言ったら、絶対誤解されるだろうけれど(笑)、私が見た日本海は、すっごく穏やかでステキでした!!
いやはや・・・あの、鬱々とした空の下で、ざっぱぁ~んと打ち寄せる波というのは、よほど天気が悪くて、海がしけている時にしか見えないもので、天気がよければ、冬でもフツーに穏やかなものなのかもしれないですね。

輪島から帰ってくる時には、バスの運転手さんが能登半島で起きた地震の話をしてくれました。実は、ドイツにいたこともあって、私はこの地震のことは、金沢に行く直前まで知らなかったんです。
地震があったと言っても、9ヶ月も前の話。余震の心配なんかないし、観光するのに不便はないだろう。それに、もし観光地として打撃を受けたのだとしたら、観光客として行くのが「復興支援」になるじゃないか!ということで今回能登半島に来ました。
実際、地震で被害を受けた地域もバスで通りがかったのですが、道路が片側通行になっていたり、言われてみると確かに壊れた家があった程度で、地震の爪あとというほどの惨状は目につきませんでした。でも、まだ仮設住宅もあるし、完全な復興には時間がかかるそうです。

そんな中で、輪島の市役所(かな?)には地震の日付に加え「がんばる輪島」と書いてある大きな広告が掲げられ、工事現場では「がんばっています、能登半島」という看板が立っていました。そうか、がんばっているんだ。うん、がんばるって尊いことだ。

がんばれ、能登半島!


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by KIKI-Brandenburg | 2008-01-07 00:16 | 日本の話

金沢(4):能登半島(2)/輪島の朝市

冬の日本海を見るために、日帰りで能登半島に行くことにし、漆器で有名な輪島に来ました。前回、かわいらしいおばあさんたちが道でものを売っていることを書きましたが、朝市はおばあさんだけがやっているというわけではありません。
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朝市のメインストリートはこんな感じ。いろいろ売ってますよー!

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ここでは新鮮な海の幸を売っています。
私のイメージした「日本海の朝市」ってのはこんな感じでした。
多分、新鮮で、安くって、おいしいんでしょうけれど、なんせ生モノにエキサイトしない私としては、動物園で「へー」っていうのとあんまり変わらないです。

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こんな怪しげな魚もいました。
隣に立っている人と比べると、かなり大きいのがわかるでしょう。なんという魚なのか知らないけれど、目が飛び出ていて、漫画チックな表情をしています。

そもそも、生モノを買う気で来たわけではないし、ホテルに魚を置いておきたくなかったし、宅配サービスを頼むほどの気合もなくて、私は基本的に生モノ以外のものを見て回りました。

海の幸の次に多かったのは、当然といえば当然だけれど、輪島塗のお店。箸など、手軽で素敵なものがたくさんあって、つい買ってしまいました。

あとは、海の幸といっても、生々しくない(?)ものも結構売っていて、海草系のものをいくつか買いました。岩のりとか、試食しておいしかったから買っちゃった。加工してある海の幸は本当においしいと思いました。

おばあさんたちは、野菜とか、おもちゃとか、自分で作った漬物などを売っていて、そういう系統のものもあれこれ買いました。買う気は無かったんだけど、面白いからつい見ちゃって、話しちゃって、買っちゃうんだな(^^)。
あのおばあさんたち、穏やかでかわいらしいのに、すごくセールスの才能があるんでしょう。ガツガツしてない、かわいらしいおばあさんが「今日はなーんも売れとらんわ、あははは」なんて楽しそうにしていると、こっちも楽しくなって、つい買っちゃう。

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これは、朝市の中で一番私の気に入ったもの。
なんだかわかる?そう、
松ぼっくり!
とがったところに1つずつ布の花びらがくっついていて、本当に花みたい。魚より、カニより、アワビより、私はこれに心を奪われました。おばあさんが自分でつくったそうで、このおばあさんだけが売っていました。きれい。めっちゃきれい。松ぼっくりが和菓子みたい。素朴なのに、なんて華やかなんだろう。箱ごと買いたい衝動に駆られたけれど、それではお財布がスッカラカンになってしまうので、涙をのんで2個だけにしておきました。

輪島での自由行動は一時間半くらいあったけれど、うろうろしていたらあっという間でした。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-31 14:19 | 日本の話

金沢(3):能登半島(1)/かわいらしいおばあさんたち

金沢に来て2日目は、日帰りで能登半島に行きました。
そう、「ざっぱぁ~ん」を見に行くのです!

金沢からは一日に一本、漆器で有名な輪島市に行って帰ってくる観光バスが出ています。輪島は、能登半島の上の真ん中へんの海沿い(←わかる??)にある街で、バスはまず内陸で輪島まで行き、帰りは能登半島の西側の海岸沿いを走って金沢に帰ってきます。

前日の夕方にバスの予約をし、当日の朝、金沢駅からバスに乗りました。
乗客は私を含め4人。3人は40代くらいの女性のグループで、後で鹿児島から来た人たちだとわかりました。
運転手さんはほわほわ~っとした、50代くらいの男性。
「雨の日も、風の日も、同じことしか言いません。見えるもの、見えないもの、すべて説明していきます」と、運転手さんが話したテープによる案内に加え、運転手さんが時々アドリブで説明してくれます。
そもそも、私は団体行動って好きではないので、バス旅行ってどんなものかと思っていたんですけれど、人数が少なくて一安心。
「昨日はゼロ、一昨日もゼロ、今日は4名様で大盛況でございます」と運転手さんが言っていて、まずそこに私はぐっと来ましたね。こういうの、大好きなんです。ホント、来たかいがあるってもんでしょう。

金沢を出て北上し、内陸を走っていくと、なんだか知ってるような感じの田舎の風景です。「岐阜県って海のない能登半島かも」とふと思い、なんかそれも悲しいような気がしたけど、まあ、いいか。
妙に和んじゃう田舎っぽさに加え、私の琴線に触れたのは、風力発電の風車。風が強いから、山の上などにあるんです。わー、なつかしい!
あの、白くてすらりとした風車って、ブランデンブルク州のいたるところにあるんです。風車を見て、初めて来た能登半島に親近感が沸きました。

能登半島は、石川県の半分くらいの面積を占めていて、今回行った輪島市というのは、半島の先のほうの、奥能登と呼ばれる地域の中心地だそうです。
能登の語源は、アイヌ語の「ノット(みさき、突き出たところ)」というのは、運転手さんの話で、本当かどうか知りませんが、日本地図で見ても目に付く、大きな半島です。4年前に能登空港というのができて、羽田からは1時間だそうです。

輪島といえば、漆器がとても有名で、これも運転手さんの説明によると、市の人口の1割、実際はもっと多くの人たちが輪島塗と関わりのある仕事をしているそうな。
以前は能登鉄道というのがあったけれど、それは5年位前に廃止され、かつての駅は、今では道の駅として使われています。
観光地としての輪島で有名なのは、朝市で、ガイドブックによると「約360mの通りの両側に、途切れることなく200~250の露店が連なる。あさの8時30分ごろから昼の11時30分ごろまで朝市は開いている」。
この朝市にいくのが、今回のバスツアーのメインでもありました。といっても、私は単純に海が見たかっただけで、全然期待してなかったんです。だって、生モノがたくさんあったってしょうがないし、買い物が大好きってわけでもないし。

ところが

面白かったんですよ、この朝市が!

自由行動で、バスを降りて、朝市の開かれている通りにむかっていくと、こんなおばあさんが道にいました。
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このおばあさんが、とってもかわいらしいんです。いや、お年寄りに「かわいらしい」なんて言うのは失礼なのかもしれないけれど、ニコニコして、かわいらしいという形容詞がぴったりくる。

もう少し行くと、今度はもっとたくさんのおばあさんが道で物を売っています。
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なんてエキゾチックな光景なんでしょう。
思い出したのは、本でも取り上げている、ポーランドのシュテティンという街で見かけたこの人たち。
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でも、このおばさんたちは、闇でやっているのか、なんだか警戒してこっちを見ていたんですね。それとは対照的に、輪島のおばあさんたちは慣れたもんで、観光客にビビることもなく、はしゃぐこともなく、いたってマイペース。そして、「おねぇさん、○○は要らんか」と声をかけてきます。

客に声をかけてくるといえば、私はやっぱりポーランドを思い出すんですけれど(笑)、その声のかけ方というのが、輪島のおばあさんたちはアグレッシブではないのです。切羽詰って(?)セールスしているというより、話しかけるのが好きでやってるみたいな、そんな感じ。そしてかわいらしいのです。

私は、大声で物を売っているの、例えば魚屋さんの
「へぃ、いらっしゃーい!」
とかいうのが苦手なんです。怖い。そんな大声出さなくてもいいのにと思う。だから、朝市と聞いて、「また怒鳴られるんだろうか・・・」とちょっと不安だったんですけれど、おばあさんたちが、おだやかに「おねぇさん、見ていってぇー」と言っていて、ホッとしました。
(つづく)

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P.S. 相変わらず、おとーさんの会社のパソを使っている上に、デジカメが新しいので、思ったように写真がアップできません(T‐T)。ごめんねー。
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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-29 20:49 | 日本の話

金沢(2):傘をくれたおじさんたち

前回も書いたように、金沢に行く第一の理由は、9月にミュンヘンのメッセでお世話になった津田駒のおじさんたちに会うことでした。
私におじさんと呼ばれるほどの年じゃない人もいるんだけれど、みんなパパだし、私の目には、みなさんとてもオトナに映ったので、親しみを込めて、「おじさんたち」ということにしておきましょう。

客観的には、津田駒のおじさんたちというのは、私をバイトとして雇った側に過ぎないんだけれど、9月に、長い人では一ヶ月近くも朝から晩まで一緒にいたこともあって、それに、ゴハンおごられっぱなしだったこともあって(笑)、私はすっかりなついてしまいました。

クラシックな日本人男性の人生を歩んでいる(と思われる)おじさんたち、多いときは30人くらいだったんですけれど、彼らと接していて、私はいろいろと考えました。
「みんなの一員」のような立場で、その社会を調査するというのは民俗学の方法論のベースでもあるしね。

ミュンヘンであれこれやりつつ、
「どうしてこのおじさんたちは優しいんだろう?」
と不思議に思ったものです。

日本人男性というのはこんなに優しかったのか?
たまたま優しい人が30人も集まったのか?
津田駒の人は優しいのか?
金沢の人は優しいのか?
石川県の人は優しいのか?
堅実に仕事をしている人は優しいのか?
父親だから優しいのか?
ずっと年上の男性は優しいのか?
紅一点だと男性は優しくなるのか?

真相はいまだに謎ですが(笑)、津田駒のおじさんたちは、いい感じにラフで、優しい人たちでした。

そしてジェンダー屋さんはもっと考えた・・・。

・私が弾劾していた家父長制(家父・家長の支配権を絶対とする家族形態)を担っているのはこんな人たちだったのだろうか?
・この優しさはパターナリズム(父親的温情主義)なんだろうか?
・仕事なのに楽しくて、人間関係がスムーズなのは、私が「女をやっている(Doing Gender)」からなんだろうか?

多分、そうなんだろう、と思い、私は自称としてのフェミニストをやめました。
理論ではなく実践で、過去数年間にわたり私のアイデンティティーの中核をなしていたものが崩れたような気がしました。
傘なんかいらないと思って雨の中を歩いていたら、おじさんたちが傘をくれて、そこで自分がずぶぬれだと気づいたような、そんな感じです。
津田駒のおじさんたちというのは、飄々としていてすごいのです。
そんなおじさんたちとも、もう会うことはないかも、と思っていたのですが、なんと3ヵ月後にまた会うことになり、みなさんお元気そうでよかった、よかった。

今回、会社に行って、話をして、いろいろ見せてもらって、それでまた晩御飯をおごっていただきました(^^)。それなのに、写真をとることを完全に忘れていたのは迂闊だったけれど、まぁ、いいんですよ、大事なのは記憶(笑)。

冬の金沢だから、晩御飯もおサカナがいっぱい。それで、苦手克服と称し、ちょっと刺身も食べました。・・・モノによってはいけることが判明。つべこべ考えなければそれなりにおいしい。
この学習の成果は、さっそく次の日の昼ご飯に反映され、意に反して出てきた刺身と子持ち甘エビ、完食。なんだ、その気になれば食べられるじゃないか。

晩御飯で印象深かったのが金時草という加賀野菜の酢の物です。表が濃い緑で、裏が紫色をした菜っぱ。ちょっとぬるっとしていて、でもシャキシャキしていておいしい。
気に入ったので、帰る日に八百屋さんで発見して一束買いました。
刺身より葉っぱのほうがインパクトがあったというのも、なんだかバチアタリな気もするけれど、いいじゃん、ローカル野菜。

それに焼いた魚もおいしい。あんな、断末魔に苦しんでいるような格好で出てくると、かわいそうに・・・と思ってしまうけれど、食べるとおいしいから、やっぱり、つべこべ考えなければいいのです。

ということで、津田駒のおじさんたち、どうもありがとうございました。
また行く予定はないけれど、というか、また来られても困るでしょうけど、ひょっとしたらどこかでまた会えるかもしれない。
人生は一期一会だと思っていたけれど、会えないと思っていた人にまた会えるのもいいなと、今回思いました。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-28 18:51 | 日本の話

金沢(1):津田駒&ざっぱぁ~ん

今回、2年2ヶ月ぶりに日本に帰ってきて、実家でのんびりとクリスマスとお正月を過ごすことにしたわけですが、帰ってきてから1つ大きなイベントが入りました。それは

金沢に行く。

なぜ金沢かというと、9月にミュンヘンでお世話になった津田駒工業(詳しくはここ)の方が、「日本にいるなら、一度金沢に来てください」と言って下さったからです。
私、金沢どころか、そもそも石川県に行ったこともなかったし、石川県の人と接するのも津田駒の人たちが初めてでした。石川県って、岐阜県のお隣さんなのに、私は全然知らない土地だったんです。
ということで、年末の、どう考えても会社が忙しそうな時に、私は津田駒の優しいおじさんたち(^^)に会いに行き、石川県に初めて足を踏み入れることにしました。

冬の金沢と聞いて、「いいなぁー!!」と思う人というのは、間違いなく海の幸が好きな人でしょう。・・・実は私、生モノが苦手なんです。火を通してある魚は好きですよ、でも刺身とか、食感が気持ち悪い。口の中で生臭いのとか、ぶるぶるしたのとか、どろっととけるようなのは、食べられないわけではないけれど・・・グルメというより、罰ゲームに近いです。
とはいえ、「焼いた魚もおいしいですよ」と言われ(笑)、まぁ、いくら金沢の人でも、毎日生モノ食べてるわけじゃないだろう、ということで、豚に真珠な私は2泊3日の旅行を計画したわけです。

日本海グルメの価値が分からない私だけど、金沢に行くにあたり、楽しみにしていたことが一つあります。それは海を見ること。
・・・だって、岐阜県にもブランデンブルク州にも海はないんだもん。とことん内陸型な私にとって、海というのは、わくわくするものです。海がざーっと広がるだけで、「あぁ、遠くに来たな・・・」という感慨にひたることができます。
そして、その海というのが、夏に時々行く、メクレンブルク=フォアポンメルン州のバルト海でも、愛知県や東京で見た太平洋でもないというのが、今回のポイントです。冬の日本海。・・・ステキだ。しみじみしてるに違いない。あの

ざっぱぁ~ん!!

というのを見てみたいっ!と思いました。
海を見に金沢に行くというのもなんだけど、とにかく、今回の旅の目的は津田駒&ざっぱぁ~んだ☆と決め、24日の夜は遠足の前で熟睡できず(笑)、25日によろよろと早起きをして、電車とバスで金沢に向かったのでした。(つづく)

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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-27 01:43 | 日本の話

美濃焼

前回、書いたように、私の実家というのは、岐阜県といっても、「美濃地方」と呼ばれる地域です。それで、その美濃地方の特産品といえば

美濃焼!

もう、これに尽きます。他にはこれといってない。
日本全国にやきものの産地というのはたくさんあるけれど、この美濃地方の、というか、厳密には「東濃地方」である、土岐市、多治見市、瑞浪市あたりが主産地である美濃焼っていうのは、かなり大規模にやっています。一説によると、日本全国の陶磁器の60%を作っているとか。
伝統的なやきものの種類としては
・織部
・志野
・黄瀬戸
というのがあります。
織部というのは、古田織部という人が完成させたやきもので、薄茶色の生地に、独特の濃い緑色の模様があります。
志野というのは、それとはぜんぜん違って、白い、ぽってりとした風合いのやきもの。
黄瀬戸はその名の通り黄色っぽい焼き物です。
マニアックに知りたい方はここ。岐阜県陶磁器工業協同組合連合会のホームページです。

美濃焼というのは、芸術作品としての陶磁器はもちろんだけれど、普段使いの陶磁器もたくさんつくっています。そういうのは仰々しく「美濃焼」なんて講釈たれてるんじゃなく、一般家庭で、レストランで、給食で使われています。「岐阜県土岐市なんて、初めて聞いたわ」という人でも、案外食器棚の中は「Made in Tokishi」でいっぱいかもしれない。

それで、この生活に根ざした食器の1つの到達点といえるのが、

DIA CERAM (ダイアセラム)

世界一の強度を誇る陶磁器です。従来の陶磁器の3~4倍の強度を持つ「割れない陶磁器」です。見た目は普通なんだけれど、めちゃめちゃ硬い。テーブルの高さくらいからなら落ちても割れない(はず)。だから、給食食器としてはすごく向いています。ちょっとくらい乱暴に扱っても割れないから、レストランなんかでも便利でしょう。

面白いと思いません?陶磁器って割れるのが宿命みたいだったのに、その常識がひっくり返ってる、もしくはひっくり返るに等しいことがあるんです。
割れるかもしれないから大事に使うのもいいけれど、大事に使っても割れてしまうのは悲しい。だったら割れない陶磁器を作ればいいというわけ。丈夫であることが何より大事な食器ならば、割れてはいけない。プラスチックなんかに負けないんだぞっ(←陶磁器の最大のライバルはプラスチックです^^;)

まぁ、こんなとこで宣伝するのもなんですけどね、実は、私のおとーさんの会社はそんな「割れないお皿」を作ってるんです。あ、それ以外にもいろいろあるよ。

それで、お皿やさんの娘として力説したいんだけど、みなさん、陶磁器使いましょう。ヘンなプラスチックだの、紙だの、発泡スチロールの入れ物でゴハンを食べてちゃいけません。環境ホルモンだの、わけのわからない物質が溶け出すようなのはダメ!それに、器というのは食べ物が乗ってりゃいいってもんじゃないし。食えりゃいいなんて、そんなのはエサであって、食事ではないのですっ!

あとはねー、国産の陶磁器を使いましょう。美濃焼の街が「ブランデンブルク州っぽく」なった理由の1つ、おそらく決定的な理由の1つは、「Made in China」の進出です。安い中国産に太刀打ちできなくて、この10年くらいで東濃地方の窯業はガタガタと音を立てて崩れていきました。価格として勝てるわけないんです。一般の人が中国産の安いお皿を買うことによって、国内の伝統産業はぼろぼろなんですよね。少なくとも、実家のあたりではそうなんです。

ということで、なんだか説教しちゃいましたが、そんなお皿の街で私は育ったんです。地場産業の衰退とかいう話を聞くと、他人事ではいられません。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-22 22:07 | 日本の話

私のふるさと (岐阜県土岐市)

さて、今日も父の会社のパソコンから書いています。パソコンとネットが思い立ったときに使えないというのは不便極まりない話ですが、逆に、今までの生活がいかにそれらに依存したものだったかということを痛感してます。

さて、今日は私のふるさとの話をしましょう。
本にも書いてるように、私がブランデンブルク州に妙な親近感を覚えた理由のひとつに、過疎化や高齢化や、産業の衰退―「昔はこんなふうではなかった」街と自分のふるさとが重なったということがあります。
そんなことを言うと、「KIKIちゃんって、旧東ドイツみたいなとこで育ったのかしら?」なんて思われてしまう可能性大ですね。出身地の名誉の為に言っておくと、そこまでひどくない(^^;)んですけれど・・・ということで、ちょっと、ネタばらしをしてみようと思います。

プロフィールは「岐阜県生まれ、岐阜県育ち」ということで、それは正しいのですが、私の「ミクロな視点」からすると、岐阜県というのを1つの単位にすることはかなり無理があります。
簡単に言うと、岐阜県は3つの地域に分けられます・・・って、なんかブランデンブルク州と似てるでしょう。
その3つの地域というのは
・北部の飛騨(ひだ)地方:飛騨高山とか、合掌造りの白川郷とかがある山岳地帯
・西部の西濃(せいのう)地方:県庁所在地の岐阜市を中心とした地域
・東部の東濃(とうのう)地方:岐阜市よりお隣、愛知県の名古屋のほうが近い地域

それで、この西濃と東濃、つまり、岐阜県の南部の地方を一からげに「美濃地方」ともいいます。美濃と書いて「みの」です。戦国時代、とくに織田信長なんかがいたころは、華々しい土地でした。ところが、岐阜がお気に入りだった信長は明智光秀にやられちゃうんですよね。上手くいけば首都になってたかもしれない岐阜。ま、岐阜はちょっと渋すぎるとしても、名古屋くらいは首都になってたはずなんだがねぇ・・・と、美濃地方&名古屋の人は今でも思っている・・・かもしれない!(爆笑)

それで、私の実家というのは、東濃地方にあります。
東京に中央線ってあるでしょう。あれって、ずーーーーっと西に行って、長野県通り越して、岐阜県通って、名古屋まで続いています。その中央線の沿線上に私のふるさとはあります。長野県と名古屋のあいだに、地味に、こっそりとある街、それが

岐阜県土岐市!

ふふ、また読めないでしょう(笑)。「ときし」です。駅名って、普通、市はつけないけれど、なぜか「土岐市」っていう駅名です。ときし、ときし。響きは悪くないと思います。
名古屋までは快速なら40分くらいでいけます。岐阜市へ行くのはもっと面倒です。
そんな、名古屋に片足突っ込んだようなところですが、名古屋の通勤圏からは微妙にハズっている感じです。というのも、名古屋初の電車って、土岐市の西にある、お隣の多治見(たじみ)止まりってことが多いからです。

「あれ、多治見って聞いたことあるかも?」
そう、あの、日本一暑い街です!
そんなことで有名になってどうするんだよ、と思いつつ、東濃地方の皆さんは、この夏、ちょっとうれしかったみたいですよ(^^)。ちなみに、その多治見市の高校に私は3年間通いました。日本一暑いといわれても驚かないくらい、確かに夏には最悪に暑いところです。

土岐市と多治見は電車で一駅なんですけれど、その間には見えない境界線があるようで、名古屋発多治見止まりの電車を見るにつけ、土岐市の皆さんは「圏外」の悲哀を噛み締めるのです。

そんな地味な街、土岐市。
でも、そんなところにも喜怒哀楽のある人間が6万3800人います。地味といいつつ、この人口は、ブランデンブルク州だったらかなり大きい街です。←ますますブランデンブルク州の地味さというのがわかるというものです(--;)
そして、そんな岐阜県の端っこにもおもしろいことはそれなりにあります。ということで、その話はまた今度。「そんなふうに引っ張るなよ(怒)!」というアナタは土岐市のホームページ(ここ)で予習してください。

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by KIKI-Brandenburg | 2007-12-18 22:03 | 日本の話